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作品詳細
ストロベリーショートケイクス
人恋しくて寂しくて…それでも彼女たちは生きてゆく
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。泣いてすがった大失恋を経ても尚、恋がしたいと口癖のようにつぶやく里子。フリーターの彼女の今の仕事はデリへル店「ヘブンスゲイト」の電話番だ。最近親しく口をきくようになった店のNo.1の秋代は、稼いだ金で一人で生きて死ぬために5階以上の高層マンションを買うつもりでいる。一方、イラストレーターの塔子は仕事に没頭しながらも、口を開けば男と占いのことばかりのルームメイト・ちひろの能天気な態度にいらいらを募らせていた。
■解説
他人の部屋をこっそり覗き見るのは楽しい。人気漫画家・魚喃キリコの傑作「strawberry shortcakes」を『三月のライオン』の矢崎仁志監督が映画化した本作。登場する4人の女の部屋にもそれぞれの生き様が垣間見えて思わず引き込まれる。拾ってきた石を神さまに見立てたり、ベランダのブランコにぼんやり揺られる里子は、暢気なようでなかなかしぶとい女だし、棺桶で寝起きする秋代の一途な恋心には胸の奥がきゅっと痛む。不満や孤独を自分の中に丸ごと押さえ込んで絵を描き続ける塔子と、ひたすら寿退社の花道を夢見るちひろの一触即発の同居生活はスリリングですらある。そんな彼女たちの最低最悪な日々は私たちの毎日でもあるのだ。
2006年9月23日 より シネ・アミューズほか全国にて順次公開
- 配給:アップリンク、コムストック
- 製作国:日本(2005)
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- ジャンル:
- ラブ・ストーリー
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 矢崎仁司 (Hitoshi Yazaki) |
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脚本 | 狗飼恭子 (イヌカイキョウコ) |
原作 | 魚喃キリコ (ナナナンキリコ) |
プロデューサー | 浅井隆 (Takashi Asai) |
撮影 | 石井勲 (イシイイサオ) |
美術 | 松本知恵 (マツモトチエ) |
音楽 | 虹釜太郎 (ニジカマタロウ) |
録音 | 古谷正志 (フルヤマサシ) |
照明 | 大坂章夫 (オオサカアキオ) |
編集 | 多田徳夫 (タダナルオ) |
衣裳 | 小林身和子 (コバヤシミワコ) |
ヘアメイク | 波止和子 (ナミトメカズコ) |
アソシエイトプロデューサー | 泉正隆 (Masataka Izumi) |
ラインプロデューサー | 遠藤肇 (エンドウハジメ) |
劇中画 | 高木紗恵子 (タカギサエコ) |
スチール | ハービー・山口 (ハービーヤマグチ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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池脇千鶴 (Ikewaki Chizuru) | 里子 |
中村優子 (ナカムラユウコ) | 秋代 |
中越典子 (Noriko Nakagoshi) | ちひろ |
岩瀬塔子 (イワセトウコ) | 塔子 |
村杉蝉之介 (ムラスギセミノスケ) | ヘブンズゲイト店長森尾 |
前田綾花 (マエダアヤカ) | デリヘル嬢・ミチル |
伊藤清美 (Kiyomi Ito) | 松下 |
宮下ともみ (ミヤシタトモミ) | デリヘル嬢・ユリ |
桂亜沙美 (カツラアサミ) | デリヘル嬢・サキエ |
趙タミ和 (Tamiyasu Cho) | リー |
奥村公延 (オクムラコウエン) | 里子の母の恋人・田所 |
高取英 (タカトリエイ) | 秋代の客 |
諏訪太朗 (スワタロウ) | 秋代の客 |
中原ひとみ (ナカハラヒトミ) | 里子の母・町子 |
保坂和志 (ホサカカズシ) | 秋代の客 |
戌井昭人 (イヌイアキト) | 秋代の客 |
高橋真唯 (Takahashi Mai) | 近藤 |
矢島健一 (Kenichi Yajima) | 編集長・大崎 |
いしのようこ (Yoko Ishino) | 女医 |
加瀬亮 (Ryo Kase) | 永井 |
安藤政信 (Masanobu Ando) | 菊地 |