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作品詳細
出口のない海
なぜ彼らは、その任務を選んだのか。梨園の御曹司・市川海老蔵が映画デビューを果たした、一流スタッフによる戦争ドラマ
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。時は1945年4月。青年が、一隻の潜水艦に乗り込んでいく。彼の名は並木浩二。戦況苦しい日本を前に、自ら志願した極秘任務を果たそうとしているのだ。野球ボールを握る彼の胸に、思い出が去来する。高校時代、甲子園優勝投手として周囲の注目を集め、大学に進学したこと。大事な肩を痛めたこと。しかし夢をあきらめなかった日々。そして日米が開戦。同級生らが志願しはじめ、並木も海軍への志願を決める。彼の任務は人間魚雷“回天”としての、敵艦への激突だった。
■解説
『半落ち』の佐々部清がメガホンを執り、再び横山秀夫の小説を基に映画化。仰々しさに陥ることのない演出で、人間ドラマを細やかに紡ぎ、感動を喚起させる。『半落ち』原作・監督コンビに加え、脚本を日本映画界が誇るふたりが担当しているのも見逃せない。作品の土台を、『たそがれ清兵衛』の山田洋次と、海外でも高く評価された『うなぎ』の脚本家・冨川元文が、きっちりと作り上げている。主演の市川海老蔵は、満を持しての映画デビューで、戦争に身を投じた青年・並木を熱演。並木と想いを寄せ合う女性・美奈子を演じた上野樹里も、これまでのイメージとは違う表情を見せる。戦争を通じ、生きる意味を深く問いかける大作。
2006年9月16日 より 丸の内ピカデリー2ほか全国松竹・東急系にて
- 配給:松竹
- 製作国:日本(2006)
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- ジャンル:
- 戦争
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 佐々部清 (Kiyoshi Sasabe) |
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脚本 | 山田洋次 (Yoji Yamada) 冨川元文 (トミカワモトフミ) |
原作 | 横山秀夫 (ヨコヤマヒデオ) |
撮影 | 柳島克己 (ヤナギジマカツミ) |
美術 | 福澤勝広 (Katsuhiro Fukuzawa) |
装飾 | 湯澤幸夫 (ユザワユキオ) |
音楽 | 加羽沢美濃 (カバサワミノ) |
音楽プロデューサー | 高石真美 (タカイワマミ) |
主題歌 | 竹内まりや (タケウチマリヤ) |
録音 | 鈴木肇 (スズキハジメ) |
整音 | 清水和法 (シミズカズノリ) |
照明 | 渡辺三雄 (ワタナベミツオ) |
編集 | 川瀬功 (カワセイサオ) |
ヘアメイク | 井手奈津子 (イデナツコ) |
キャスティング | 川村恵 (Kei Kawamura) |
ラインプロデューサー | 小松次郎 (コマツジロウ) |
製作担当 | 吉崎秀一 (ヨシザキシュウイチ) |
助監督 | 山本亮 (ヤマモトアキラ) |
スクリプター | 山下千鶴 (ヤマシタチヅル) |
スチール | 鈴木さゆり (スズキサユリ) |
VFXスーパーバイザー | 貞原能文 (サダハラヨシフミ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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十一代目市川海老蔵 (Ebizo Ichikawa) | 並木浩二 |
伊勢谷友介 (Yusuke Iseya) | 北勝也 |
上野樹里 (Ueno Juri) | 鳴海美奈子 |
塩谷瞬 (Shun Shioya) | 伊藤伸夫 |
柏原収史 (Shuji Kashiwabara) | 佐久間安吾 |
伊嵜充則 (Mitsunori Isaki) | 沖田寛之 |
尾高杏奈 (オダカアンナ) | 並木幸代 |
黒田勇樹 (クロダユウキ) | 小畑聡 |
平山広行 (ヒラヤマヒロユキ) | 剛原力 |
桐谷健太 (Kenta Kiritani) | 田野倉 |
嶋尾康史 (シマオヤスシ) | 柴田マスター |
竹嶋康成 (タケシマヤスナリ) | 外山少尉 |
田村三郎 (タムラサブロウ) | 橋口少尉 |
永島敏行 (Toshiyuki Nagashima) | 馬場大尉 |
田中実 (Minoru Tanaka) | 戸田航海長 |
高橋和也 (Kazuya Takahashi) | 剣崎中尉 |
平泉成 (Sei Hiraizumi) | 佐藤校長 |
香川照之 (Teruyuki Kagawa) | 鹿島艦長 |
古手川祐子 (Kotegawa Yuko) | 並木光江 |
三浦友和 (Tomokazu Miura) | 並木俊信 |