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作品詳細
狼の王子
『太陽への脱出』の舛田利雄が監督したアクションもの。
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。敗戦の混乱が続く昭和二十五年、北九州の一画にも、一群の浮浪児がいた。タケ、ギン、サブ、ヨシ、カネだ。彼らは米兵のスキを見つけては、ポケットからドルをかっさらって生きていた。タケがそれらのボス的存在だ。いかつい体つきとファイトは、さながら狼の子供を見るようであった。米兵から鼻つまみにあいながらも、彼らはたくましく生きようとしていたのだ。そのタケ達が、日下万蔵に見出されたのは、韓国へ脱出しようとした時であった。五年の歳月の後、武二と名をかえたタケは、今では若松港の荷役を牛耳る日下組の若大将となっていた。
■解説
石原慎太郎の同名小説より、田村孟、森川英太郎が共同で脚色、『太陽への脱出』の舛田利雄が監督したアクションもの。撮影は、『煙の王様』の間宮義雄。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1963)
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- ジャンル:
- アクション
■スタッフ
監督 | 舛田利雄 (Toshio Masuda) |
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脚色 | 田村孟 (Tsutomu Tamura) 森川英太郎 (モリカワエイタロウ) |
原作 | 石原慎太郎 (Shintaro Ishihara) |
企画 | 水の江瀧子 (ミズノエタキコ) |
撮影 | 間宮義雄 (マミヤヨシオ) |
美術 | 千葉一彦 (チバカズヒコ) |
音楽 | 伊部晴美 (イベハルミ) |
録音 | 沼倉範夫 (ヌマクラノリオ) |
照明 | 熊谷秀夫 (クマガイヒデオ) |
編集 | 辻井正則 (ツジイマサノリ) |
スチル | 式田高一 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
高橋英樹 (Hideki Takahashi) | 日下武二 |
浅丘ルリ子 (Asaoka) | 菊池葉子 |
石山健二郎 (イシヤマケンジロウ) | 日下万蔵 |
加藤嘉 (カトウヨシ) | 文五郎 |
川地民夫 (カワチタミオ) | 立花銀次 |
鈴木瑞穂 (Mizuho Suzuki) | 島原 |
垂水悟郎 (タルミゴロウ) | 塚田 |
田中明夫 (タナカアキオ) | 加納武松 |
河野弘 (コウノヒロシ) | 加納武松・二代目 |
浜口浩造 | タケ |
篠原守 (シノハラマモル) | ギン |
山口光雄 (ヤマグチミツオ) | サブ |
新沢輝一 | ヨシ |
弘松三郎 (ヒロマツサブロウ) | マネージャー |
森重孝 | カミ |
チコ・ローランド | ビッガー |
高品格 (タカシナカク) | 辰吉 |
水木京一 (ミズキキョウイチ) | 幸一 |
杉江弘 (スギエヒロシ) | 正吉 |
福田トヨ (フクダトヨ) | ニコラスの女 |
河上信夫 (カワカミノブオ) | 若松水上警察署長 |
紀原土耕 | 警官 |
玉村駿太郎 (タマムラシュンタロウ) | 警部補 |
内藤武敏 (ナイトウタケトシ) | 検事 |
木島一郎 (キジマイチロウ) | 中村常吉 |
藤竜也 (Tatsuya Fuji) | 小川宏 |
杉山元 (スギヤマゲン) | 光男 |
安川実 (ヤスカワミノル) | 中原 |
広瀬優 (ヒロセユウ) | インタビューアー |
木浦佑三 (キウラユウゾウ) | デスク |