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作品詳細
不撓不屈
権力と闘った衝撃の実話、“飯塚事件”を映画化!
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。税理士・飯塚毅は栃木県鹿沼市と東京に会計事務所を構えていた。飯塚は誠実な人柄で、顧客からも職員からも慕われていた。その飯塚の事務所に、突然、税務調査が入った。調査は、会計事務所だけならず、彼の顧客にも及んだ。「調べられて困ることは何もない」と、言う飯塚だったが、関東信越国税局は、飯塚が顧客に薦めてる「別段賞与」という節税制度を認めていなかった。それは、飯塚が別件で国税局に対して訴訟を起こしていた事に対する嫌がらせだった。
■解説
『金融腐食列島』で、“経済エンターテイメント”という新しいジャンルを確立した高杉良が贈る、硬派な社会派ドラマ。昭和38年に起こった“飯塚事件”を、忠実に再現している。大企業と比べて、脆弱な経営基盤しか持たない中小企業の味方になり、顧客からの人望が厚かった飯塚。誠実できれいな仕事をしてきた誇りがあるため、彼を国家権力を前に、タイトル通りの不撓不屈の精神で立ち向かっていく。エンターテイメントではなく、企業向け教育映画である。この飯塚という好人物を演じたのは滝田栄。ある意味、きれいすぎる飯塚を感情移入できる人物に仕上げられたのは、滝田の魅力があってこそである。監督は、『ハル ウララ』の森川時久。
2006年6月17日 より シネマとうきゅうほか全国にて
- 配給:角川ヘラルド映画
- 製作国:日本(2006)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 森川時久 (モリカワトキヒサ) |
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脚本 | 竹山洋 (タケヤマヨウ) |
原作 | 高杉良 (タカスギリョウ) |
製作総指揮 | 綾部昌徳 (アヤベマサノリ) |
企画 | 綾部昌徳 (アヤベマサノリ) |
プロデューサー | 藤嶋磨人 |
撮影 | 長沼六男 (ナガヌマムツオ) |
美術 | 金田克美 (カネダカツミ) |
音楽 | 服部克久 (ハットリカツヒサ) |
録音 | 北村峰晴 (キタムラミネハル) |
照明 | 松井博 (マツイヒロシ) |
編集 | 奥原好幸 (オクハラヨシユキ) |
衣裳 | 中山邦夫 (ナカヤマクニオ) |
キャスティング | 阿部一夫 (アベカズオ) |
助監督 | 中西健二 (ナカニシケンジ) |
記録 | 甲斐哲子 (Tetsuko Kai) |
製作委員会代表 | 三宅國秀 (ミヤケクニヒデ) |
監修 | 寺田昭男 (テラダアキオ) |
脚本協力 | 正木文三龍 |
装飾 | 西渕浩祐 (ニシブチコウスケ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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滝田栄 (タキタサカエ) | 飯塚毅 |
夏八木勲 (Isao Natsuyagi) | 法学博士・各務 |
中村梅雀 (ナカムラバイジャク) | 国税庁職員・重田 |
三田村邦彦 (ミタムラクニヒコ) | 関東信越国税局直税部長・竹内 |
田山涼成 (Ryosei Tayama) | 岡本代議士 |
織本順吉 (Junkichi Orimoto) | |
原知佐子 (ハラチサコ) | |
高田敏江 (タカダトシエ) | |
松澤一之 (マツザワカズユキ) | |
遠山俊也 (Toshiya Toyama) | |
前田耕陽 (マエダコウヨウ) | |
大橋吾郎 (オオハシゴロウ) | |
高橋長英 (Choei Takahashi) | |
中野誠也 (ナカノセイヤ) | |
金内喜久夫 (カネウチキクオ) | |
中原丈雄 (Takeo Nakahara) | |
ペーター・ベルトラム (ペーターベルトラム) | |
江守徹 (Toru Emori) | ナレーション |
北村和夫 (Kazuo Kitamura) | 植木住職 |
松坂慶子 (Matsuzaka Keiko) | 飯塚るな子 |