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作品詳細
BIG RIVER ビッグ・リバー
アリゾナの砂漠で、日本人バックパッカー、パキスタンから妻を探しに来た男、アメリカ人女性が出会った時、心の交流が生まれる
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。アリゾナの砂漠を1人の日本人バックパッカーが歩いている。ヒッチハイクで大陸横断を試みている若者・哲平だ。哲平は砂漠の中で、パキスタン人の男・アリが運転していた車が立ち往生しているのに出会う。修理して哲平を乗せて走り出した車だが、まもなくガス欠になりストップ。歩いてガススタンドへ向かう哲平を拾ったのは、若いアメリカ人女性サラ。故障した車を残し、2人はサラの家へ行く。サラはアル中の祖父とトレーラーハウス暮しをしていた。そしてアリはアメリカで消息を絶った妻を探しに来ていると2人に告げる。
■解説
アリゾナの砂漠地帯を舞台に、偶然出会った国籍も性別も年齢も異なる3人の男女の数日間の物語。アメリカ人女性サラが住むトレーラーハウスは、富裕なアメリカから切り離されたアメリカのエアポケットのようなところだ。外国人が見たアメリカとアメリカから疎外されたアメリカ人との交流が語られる。そこから現代のアメリカの姿を映し出そうと試みているが、雰囲気に流され過ぎて、人物の書き込み不足か、共感しにくいのが残念。ただし西部劇でお馴染みのモニュメント・バレーをはじめとする景色は美しい。監督はニューヨークを中心に活動を続けている舩橋淳。ニューヨークで映像を学んだ後、長篇処女作『echoes』で高い評価を得て、本作が長篇2作目にあたる。主演は現在出演作が目白押しの売れっ子オダギリジョー。
2006年5月27日 より テアトル新宿ほか全国にて
- 配給:東京テアトル、オフィス北野
- 製作国:日本(2006)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 舩橋淳 (フナハシアツシ) |
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脚本 | 舩橋淳 (フナハシアツシ) エリック・バン・デン・ブルール (Eric Van Den Brulle) |
プロデューサー | 森昌行 (モリマサユキ) 吉田多喜男 (ヨシダタキオ) 市川尚三 (イチカワショウゾウ) |
コープロデューサー | モハメド・ナクビィ (モハメド・ナクビィ) アリッサ・ブラック (アリッサ・ブラック) |
撮影 | エリック・バン・デン・ブルール (Eric Van Den Brulle) |
美術 | ジェフ・バーキュム (ジェフ・バーキュム) |
音楽 | ヤニック・ドゥズインスキー (Janek Duszynski) |
録音 | セルヒオ・サンミゲル (セルヒオ・サンミゲル) |
音響効果 | ジャスティン・カワシマ (ジャスティン・カワシマ) |
編集 | スティーブ・ハミルトン (Steve Hamilton) |
キャスティング | アリッサ・ブラック (アリッサ・ブラック) |
ラインプロデューサー | ジル・シュナイダー (ジル・シュナイダー) |