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作品詳細
カポーティ
アカデミー賞 主演男優賞受賞!なぜカポーティは最高傑作「冷血」以降、約20年も筆を執れなかったのか?
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。1959年11月15日。カンザス州ホルカムでクラッター家の家族4人が、惨殺死体で発見される。翌日、NYで事件のニュース記事を見た作家トルーマン・カポーティは、これを次の小説の題材にしようと決心。幼馴染みで彼の良き理解者の女流作家ネル・ハーパー・リーを伴い、すぐさま現地へ向かう。小さな田舎町は前例のない残酷な事件に動揺していたが、やがて2人の青年が容疑者として逮捕された。カポーティは事件の真相を暴くべく、拘留中の彼らに接近していく。
■解説
わずか23歳で作家デビューを果たし、“早熟の天才”と呼ばれたカポーティ。社交界でマリリン・モンローの親友となるなど華やかな話題を振りまいた彼は、同時にホモでアル中・ヤク中というゴシップでも時代の寵児となっていく。そんな彼が6年を費やしたのが、最高傑作「冷血」だった。この一作でカポーティの名は一気にアカデミックなものに高まるが、彼自身はそれ以降、本格的な小説をひとつも完成できなくなってしまう。一体、「冷血」執筆中のカポーティに何があったのか?本作はその謎を静かに、じわじわと解き明かしていく。華やかな表の顔とは裏腹な、カポーティの孤独と苦しみが痛いほど伝わってくる。第78回アカデミー賞主演男優賞、受賞作。
2006年9月30日 より シャンテ・シネ、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて
- 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
- 製作国:アメリカ(2006)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | ベネット・ミラー (Bennett Miller) |
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脚本 | ダン・ファターマン (Dan Futterman) |
原作 | ジェラルド・クラーク (Gerald Clarke) |
製作総指揮 | ダン・ファターマン (Dan Futterman) フィリップ・シーモア・ホフマン (Philip Seymour Hoffman) ケリー・ロック (Kerry Rock) ダニー・ロセット (Danny Rosett) |
製作 | キャロライン・バロン (Caroline Baron) ウィリアム・ヴィンス (William Vince) マイケル・オホーヴェン (Michael Ohoven) |
撮影監督 | アダム・キンメル (Adam Kimmel) |
美術監督 | ジェス・ゴンコール (Jess Gonchor) |
音楽 | マイケル・ダナ (Mychael Danna) |
編集 | クリストファー・テレフセン (Christopher Tellefsen) |
衣装 | カシア・ワリッカ=メイモン (Kasia Walicka Maimone) |
ライン・プロデューサー | ジャック・メセ (Jacques Methe) |
共同製作 | カイル・マン (Kyle Mann) デイヴ・ヴァロー (Dave Valleau) エミリー・ジフ (Emily Ziff) カイル・アーヴィング (Kyle Irving) |
字幕翻訳 | 松崎広幸 (Hiroyuki Matsuzaki) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
フィリップ・シーモア・ホフマン (Philip Seymour Hoffman) | Truman Capote |
キャサリン・キーナー (Catherine Keener) | Nelle Harper Lee |
クリフトン・コリンズ・ジュニア (Clifton Collins Jr.) | Perry Smith |
クリス・クーパー (Chris Cooper) | Alvin Dewey |
ブルース・グリーンウッド (Bruce Greenwood) | Jack Dunphy |
ボブ・バラバン (Bob Balaban) | William Shawn |
マーク・ペレグリノ (Mark Pellegrino) | Dick Hickock |
エイミー・ライアン (Amy Ryan) | Marie Dewey |
アリー・ミケルソン (Allie Mickelson) | Laura Kinney |