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作品詳細
エリ・エリ・レマ・サバクタニ
“音”と“物語”の融合――俊英・青山真治の新たな冒険
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。西暦2015年、世界中にウィルスが蔓延していた。それは視覚で映像によって感染し、発症すると「自殺」によって確実に死に至る。人々はこれを“レミング病”と呼んでいた。発病を抑えるためには、あるふたりの男が演奏する“音”を聴くこと。富豪のミヤギ(筒井康隆)は“レミング病”に感染してしまった孫娘(宮崎あおい)を救おうと、探偵を使いふたりの男(浅野忠信、中原昌也)を探すのだった。
■解説
今年のカンヌ国際映画祭“ある視点”部門に出品され、「映像と爆音の見事な融合」と称賛された青山真治監督の新作は、『Helpless』以来9年ぶりに浅野忠信、『EUREKA』以来5年ぶりに宮崎あおいを主演に迎えた魅惑のキャスティングに加え、ミュージシャン、作家などマルチな顔を持つ中原昌也が好演、“相棒”をサポートしている。実は優れたギタリストでもある浅野忠信が一心不乱にかき鳴らすギターの轟音は、北海道・道東の寒々とした砂浜に響き渡る。この轟音、爆音は観るものにも治療薬となるだろうか。
2006年1月28日 より シネセゾン渋谷、テアトル新宿ほか全国にて順次公開
- 配給:ファントム・フィルム
- 製作国:日本(2005)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 青山真治 (Shinji Aoyama) |
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脚本 | 青山真治 (Shinji Aoyama) |
プロデューサー | 仙頭武則 (セントウタケノリ) |
撮影 | たむらまさき (Masaki Tamura) |
美術 | 清水剛 (シミズツヨシ) |
音楽 | 長嶌寛幸 (ナガシマヒロユキ) |
録音 | 菊池信之 (キクチノブユキ) |
サウンドデザイナー | 小川高松 (オガワタカマツ) |
サウンドエディター | 渋谷圭介 (シブヤケイスケ) 谷口広紀 (タニグチヒロキ) 太田達矢 (オオタタツヤ) |
照明 | 中村裕樹 (ナカムラ) |
スタイリスト | 小倉久乃 (オグラヒサノ) 篠塚奈美 (シノヅカナミ) |
ラインプロデューサー | 佐藤公美 (サトウクミ) |
制作担当 | 中村哲也 (ナカムラテツヤ) |
助監督 | 野本史生 (ノモトフミオ) |
スクリプター | 山本亜子 (ヤマモトアコ) |
装飾 | 遠藤雄一郎 (エンドウユウイチロウ) |
スチール | 相川博昭 (アイカワヒロアキ) |
VFXデザイナー | 立石勝 (タテイシマサル) |
VFXプロデューサー | 浅野秀二 (アサノシュウジ) |
出演(声) | 斉藤陽一郎 (サイトウヨウイチロウ) |