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作品詳細
キッズ・リターン
高校生悪ガキコンビの挑戦と挫折を描いた青春映画
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。高校時代の同級生だったシンジとマサルは、ある日、偶然再会し、バカなことばかりにエネルギーを費やしていた昔のことを想い返した。18歳の秋、シンジとマサルはいつもつるんで行動し、学校をサボってはやりたいことだけを楽しむ毎日を送っていた。ある夜、ヤクザに絡まれたシンジとマサルは、それを咎めた組長の迫力に素直に感動を覚える。そんなころ、以前にカツアゲした高校生が助っ人に呼んだボクサーにのされてしまったマサルは、自尊心をひどく傷つけられ、自分もボクシングを始めるのだった。酒もタバコもすっぱりやめたマサルは、毎日ジムに通って練習に励んだ。そんなマサルに連れられてジムを訪れたシンジも、なりゆきからジムに入門することになった。ところが、遊び半分の初めてのスパーリングで、マサルに鮮やかなカウンターを浴びせたシンジは、筋の良さをジムの会長に認められ、本格的にプロを目指すことになる。
■解説
監督・脚本は「みんな〜やってるか!」の北野武。撮影をやはり「みんな〜やってるか!」の柳島克己が担当している。音楽監督は今作で映画音楽に復帰した「ソナチネ」の久石譲。主演は、本作でデビューし、キネマ旬報新人男優賞をはじめ各映画賞で新人賞を総ナメにした安藤政信と、「ファザーファッカー」の金子賢。この若手ふたりを「迅雷 組長の身代金」の石橋凌、「ありがとう(1996)」の森本レオ、「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の下絛正巳らベテランが脇で支えている。カンヌ国際映画祭監督週間正式出品作品。96年度キネマ旬報ベストテン第2位、同・読者選出ベストテン第2位。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1996)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 北野武 (Takeshi Kitano) |
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脚本 | 北野武 (Takeshi Kitano) |
プロデューサー | 森昌行 (モリマサユキ) 柘植靖司 (ツゲヤスシ) 吉田多喜男 (ヨシダタキオ) |
撮影 | 柳島克己 (ヤナギジマカツミ) |
美術 | 磯田典宏 (イソダノリヒロ) |
音楽監督 | 久石譲 (ヒサイシジョウ) |
録音 | 堀内戦治 |
音響効果 | 帆苅幸雄 岡瀬晶彦 |
照明 | 高屋齋 (タカラヒトシ) |
編集 | 北野武 (Takeshi Kitano) 太田義則 (オオタヨシノリ) |
衣裳 | 岩崎文男 (イワサキフミオ) |
助監督 | 清水浩 (シミズヒロシ) |
記録 | 中田秀子 (ナカタヒデコ) |
スチール | 笹田和俊 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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安藤政信 (Masanobu Ando) | シンジ |
金子賢 (Ken Kaneko) | マサル |
石橋凌 (Ryo Ishibashi) | ヤクザの組長 |
森本レオ (Reo Morimoto) | 担任の先生 |
山谷初男 (ヤマヤハツオ) | ジムの会長 |
下條正巳 (シモジョウマサミ) | ヤクザの親分 |
柏谷享助 (カシワダニキョウスケ) | ヒロシ |
大家由祐子 (ダイケユウコ) | サチコ |
寺島進 (Susumu Terajima) | 組の若頭 |
モロ師岡 (Moro Morooka) | ハヤシ |
植田あつき (ウエダアツキ) | レイコ |
丘みつ子 (オカミツコ) | サチコの母 |
大杉漣 (Ren Osugi) | タクシーの客 |
芦川誠 (アシカワマコト) | 橋田先生 |
日野陽仁 (ヒノヨウジン) | タクシー会社の事務 |
平泉成 (Sei Hiraizumi) | ヒロシの上司 |
倉崎青児 (クラサキセイジ) | ジムの先輩 |
やべきょうすけ (ヤベキョウスケ) | |
津田寛治 (Kanji Tsuda) | |
宮藤官九郎 (Kankuro Kudo) | |
森下能幸 (Yoshiyuki Morishita) |