映画検索
作品詳細
看護婦のオヤジがんばる
看護婦一家の生活を描いた感動作。文化庁優秀映画賞受賞作
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。藤波泰男は職安に勤務、妻の啓子は看護婦である。絵の道に進みたかった泰男は、仕事が終ると家で版画を彫ったりしている。しかし、今となっては「お互い理解しあえばうまくいく。好きな絵も描かせてあげるわよ」という啓子の結婚のときの言葉がうらめしい。新婚初日が夜勤、長女を産んだときは過労で倒れてしまった。それから十年、子供の面倒、家事一切が泰男の分担だ。ある日、次女が熱をだし「母ちゃん」とウワゴトを言うが、啓子はその晩も夜勤。自分の子供も看病できないで何が看護婦だ。泰男は頭をかかえる。
■解説
看護婦を妻にもつ亭主と子供たちの生活をコミカルに描くことで、看護婦という仕事が家族の犠牲の上に成立っていることを訴える。藤田健次の原作「看護婦のオヤジがんばる」と「看護婦のオヤジ泣いて笑って」を合せて映画化したもので、脚本は関功、監督は「二つのハーモニカ」の神山征二郎、撮影も同作の南文憲がそれぞれ担当。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1980)
-
- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 神山征二郎 (Seijiro Koyama) |
---|---|
脚本 | 関功 (セキイサオ) |
原作 | 藤田健次 (フジタケンジ) |
企画 | 佐藤不器 |
製作 | 能登節雄 (ノトセツオ) 赤司学文 |
撮影 | 南文憲 (ミナミフミノリ) |
美術 | 大谷和正 |
音楽 | 針生正男 |
録音 | TESS |
照明 | 上村栄喜 |
編集 | 近藤光雄 (コンドウミツオ) |
助監督 | 桃沢裕谷 |
スチール | 新藤次郎 (シンドウジロウ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
前田吟 (Gin Maeda) | 藤波泰男 |
佐藤オリエ (サトウオリエ) | 藤波啓子 |
三好由里子 (ミヨシユリコ) | 藤波淳 |
大熊なぎさ (オオクマナギサ) | 藤波幸 |
藤田美保子 (フジタミホコ) | 横田直美 |
吉田次昭 (ヨシダツグアキ) | 曽根明 |
金子信雄 (Nobuo Kaneko) | 住職 |
宍戸錠 (Jo Shishido) | 駐在 |
樹木希林 (Kiki Kirin) | 坂本節子 |
千野ひろみ | 大友久子 |
浜田晃 (Akira Hamada) | 石塚英次郎 |
宮尾すすむ (ミヤオススム) | 高村実 |
辻萬長 (ツジカズナガ) | 飯野篤 |
樋浦勉 (ヒウラベン) | 医者 |
立原博 (タチハラヒロシ) | 中年男 |
石垣恵三郎 | 小峰和広 |
寺田雅史 | 小峰新吾 |
三上昭子 | 看護婦A |
春むつみ (ハルムツミ) | 看護婦B |
大井小町 (オオイコマチ) | 患者A |
山川弘乃 (ヤマカワヒロノ) | 患者B |
殿山泰司 (Taiji Tonoyama) | 患者の老人 |
安永憲二 (ヤスナガケンジ) | 通行人A |
大泉滉 (オオイズミアキラ) | 警官 |
清水久美子 (シミズクミコ) | 病院の受付嬢 |
小池朝雄 (Asao Koike) | 小峰政吉 |
風間杜夫 (Morio Kazama) | 病院の青年 |
乙羽信子 (Otowa Nobuko) | 佐伯春江 |