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作品詳細
あかね雲
水上勉の同名小説を篠田正浩監督が映画化
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。昭和12年頃の石川県輪島。まつのは、病身の父と貧しい家計を助けるため、商人宿の女中に出た。ある日、狐独なまつのの相談相手となっている女給の律子が、景気のいい山代温泉へ行こうと彼女を誘った。まつのは迷ったが、ちょうど缶詰会社の外交員の小杉を知り、彼が山代で働き口を見つけてくれたことから、山代行きを決心した。山代に向う列車の中で、まつのは燃える西空にあかね雲を見た。温泉町に着いたまつのは、律子の心配をよそに、小杉を信用して仲居になったが、化粧をして見違えるほど美しくなった彼女は、たちまち酒席の人気者になった。
■解説
水上勉の同名小説を、『湖の琴』の鈴木尚之が脚色し、『処刑の島』の篠田正浩が監督した文芸もので、独立プロ表現社の第一回作品。撮影は『恋のメキシカンロック 恋と夢と冒険』の小杉正雄。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1967)
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- ジャンル:
- ドラマ