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作品詳細
くりいむレモン
初恋の人はお兄ちゃんでした…。伝説の美少女アニメが実写映画に!
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。野々村亜美は17歳の高校生。持病の喘息で学校を早退した亜美が家に帰ると、2歳年上の兄ヒロシが大学にも行かずベッドにもぐり込んでいた。兄の寝顔をじっと見つめる亜美。両親の連れ子で血のつながっていない兄妹の間には、誰にも打ち明けられない特別な感情が芽生えていた。両親の海外出張で2人きりになった夜、お互いを意識してぎこちなく言葉を交わす兄と妹。数日後、亜美が風邪で寝込み、看病していたヒロシにもうつってしまう。熱に浮かされた2人はひとつのベッドに寄り添い、ついに一線を踏み越えてしまうのだった。
■解説
現在ひそかなブームを呼んでいる“妹萌えコミック”。その元祖ともいえる美少女アニメ「くりぃむれもん」が実写映画になった。兄と妹の甘酸っぱくてちょっとエッチな初恋を、夏色の情景にくるんで描いた本作。アダルトなテイストは控え目に、そのぶん胸の奥にツーンと染みるようなセンチメンタルな詩情が際立っている。監督は現在大注目の新鋭・山下敦弘。オフビートな“ダメ男映画”を得意とする山下監督が、本作では恋する2人の心の波動を柔らかにキャッチし、ピュアで切ない青春映画を作り上げた。
主人公の亜美を演じるのは、こちらも期待のニューフェイス・村石千春。少女の無防備な色気を全身から発散し、往年のフレンチ・ロリータ映画を思わせるヒロインを好演。あどけない仕草やトロンとした目つきにノックアウトされる男性観客が続出しそうだ。
2004年9月25日 より テアトル新宿にてレイトショー
- 配給:バイオタイド
- 製作国:日本(2004)
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- ジャンル:
- ラブ・ストーリー
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