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作品詳細
パッション
メル・ギブソンが、新約聖書のクライマックス、キリストの死と復活を描いた衝撃作
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。弟子のユダに裏切られ、大司祭が差し向けた兵に捕らえられたイエス(ジム・カヴィーゼル)。裁判で自らを救世主だとほのめかしたイエスは、神の冒涜者としてローマ提督ピラトに引き渡された。ピラトは、イエスの罪が不明確だと知りつつも、敵意をあらわにする司祭と群衆を前に、彼を十字架にかける決定を下す。鞭打たれ、傷だらけの体で十字架を背負い、イエスはゴルゴダの丘へと足を進める。磔にされながらも人々のために祈り続け、イエスはやがて、最期の時を迎えるが…。
■解説
メル・ギブソンが、12年もの歳月と莫大な私財をかけて構想を練り作り上げた『パッション』は、新約聖書の世界をリアルに映像化し、イエス・キリストの受難を凄惨なまでに描いていく。その内容は、ヴァチカンをはじめ世界に議論を巻き起こした。ギブソン監督自身がラテン語とアラム語で脚本を書き上げ、全米公開時には英語字幕をつけるというこだわり。
そして何よりも、怒り狂う群衆の狂気、目を背けたくなるような拷問、飛び散る鮮血など、徹底したリアリティを追求したギブソン監督の、凄まじい思い入れが伝わってくる。イエスを演じたのは、『シン・レッド・ライン』のジム・カヴィーゼル。マグダラのマリアには、イタリアの宝石と呼ばれるモニカ・ベルッチ。一流俳優たちも、肉体的、精神的に困難な役柄に全身全霊で挑んでいる。
2004年5月1日 より テアトルタイムズスクエアほか全国にて
- 配給:日本ヘラルド映画
- 製作国:アメリカ=イタリア(2004)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | メル・ギブソン (Mel Gibson) |
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脚本 | ベネディクト・フィッツジェラルド (Benedict Fitzgerald) メル・ギブソン (Mel Gibson) |
エグゼクティブプロデューサー | エンゾ・システィ (Enzo Sisti) |
製作 | メル・ギブソン (Mel Gibson) ブルース・デイヴィ (Bruce Davey) スティーブン・マクヴィーティ (Stephen McEveety) |
撮影 | カレブ・デシャネル (Caleb Deschanel) |
美術 | フランチェスコ・フリジェッリ (Francesco Frigeri) |
音楽 | ジョン・デブニー (John Debney) |
衣装デザイン | マウリツィオ・ミレノッティ (Maurizio Millenotti) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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ジム・カヴィーゼル (Jim Caviezel) | Jesus |
モニカ・ベルッチ (Monica Bellucci) | Magdalen |
マヤ・モルゲンステルン (Maia Morgenstern) | Mary |
セルジオ・ルビーニ (Sergio Rubini) | |
ロザリンダ・チェレンターノ (Rosalinda Celentano) | Satan |
ホリスト・ナーモヴ・ショポヴ (Hristo Naumov Shopov) | Pontius Pilate |
クラウディア・ジェリーニ (Claudia Gerini) | Claudia Procles |
ルカ・リオネッロ (Luca Lionello) | Judas |
マッティア・スブラジア (Mattia Sbragia) | Caiphas |