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作品詳細
花と蛇
ジャパニーズ・エロスの開花。それはオトナのためのファンタジー
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。有名なタンゴダンサーの静子(杉本彩)は、夫で実業家の遠山(野村宏伸)との冷え切った関係に孤独を感じていた。遠山はある日、暴力団組長・森田(遠藤憲一)に、卑劣な脅迫を受ける。それは静子をさらうための罠だった。黒幕は、伝説の大物フィクサー・田代一平(石橋蓮司)。身体の自由失いつつある95歳の田代は、美しい静子を我がものにするという欲望に命の最後の火を燃やそうとしていた。脅しに屈した遠山は、何も知らない静子をパーティに連れて行くが、そこはSMショーを楽しむ秘密クラブだった…。
■解説
よくやった杉本彩。彼女自身が、石井隆のメガホンならばと過酷な撮影に臨み、文字通り体を張った演技を見せてくれる。縛り上げられ、吊るされ…、責め苛まれる天晴れなSMシーンに挑み、華麗なダンスも披露して、精も根も尽き果てるまでのめり込んだ本格的初主演作だ。助演陣では、ひょろりと頼りなげで少年のような野村宏伸の夫役もはまっているが、なんと言っても石橋蓮司がいい。
最近は、CMでのお茶目なイメージもあるが、やはりこの人には不気味なワルがよく似合う。これぞ怪優・石橋の真骨頂だろう。過去に何度も映画化されてきたSM小説界の巨匠・団鬼六の代表作を監督自ら脚色。官能的でハードボイルドな、言わば、石井隆版“アイズ・ワイド・ショット”が誕生した。
2004年3月13日 より シアター・イメージフォーラム、銀座シネパトスほか全国にて順次公開
- 配給:東映ビデオ
- 製作国:日本(2003)
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- ジャンル:
- ドラマ
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- アダルト
■スタッフ
監督 | 石井隆 (Takashi Ishii) |
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脚本 | 石井隆 (Takashi Ishii) |
企画 | 石井隆 (Takashi Ishii) 松田仁 (マツダヒトシ) |
プロデューサー | 清水一夫 (シミズカズオ) |
制作担当 | 橋本寛 (ハシモトヒロシ) |
配給 | 守屋丈人 (モリヤタケヒト) |
原作 | 団鬼六 (ダンオニロク) |
撮影 | 佐藤和人 (サトウカズト) 小松高志 (コマツタカシ) 柳田裕男 (ヤナギダヒロオ) |
照明 | 安河内央之 (ヤスコウチヒロユキ) |
編集 | 村山勇二 (ムラヤマユウジ) |
録音 | 北村峰晴 (キタムラミネハル) |
美術 | 山崎輝 (ヤマザキヒカル) 高橋俊秋 (タカハシトシアキ) 鈴木隆之 (スズキタカユキ) 宮原啓輔 (ミヤヒラケイスケ) |
衣裳 | 南啓太 (ミナミケイタ) 春原香代 (ハルハラカヨ) |
音楽 | 安川午朗 (Goro Yasukawa) |
音楽プロデューサー | 石川光 (イシカワコウ) |
スクリプター | 田中小鈴 (タナカコスズ) |
スチール | 寺川真嗣 (テラカワシンジ) |
VE | 佐藤隆彦 (サトウタカヒコ) |
CG製作 | G-スタジオ (ジースタジオ) 鹿角剛 (カヅノツヨシ) |
音響効果 | 中村佳央 (ナカムラヨシオ) 勝亦さくら (カツマタサクラ) |
緊縛指導 | 有末剛 (アリスエツヨシ) |
SMアドバイザー | 早乙女宏美 (サオトメヒロミ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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杉本彩 (スギモトアヤ) | 遠山静子 |
野村宏伸 (Hironobu Nomura) | 遠山隆義 |
石橋蓮司 (Renji Ishibashi) | 田代一平 |
遠藤憲一 (Kenichi Endo) | 森田幹造 |
未向 (ミサキ) | 野島京子 |
伊藤洋三郎 (イトウヨウザブロウ) | ピエロの男 |
山口祥行 (Yoshiyuki Yamaguchi) | 江口亮 |
中山俊 (ナカヤマシュン) | 川田一夫 |
小林成男 (コバヤシシゲオ) | |
松田直樹 (マツダナオキ) | |
八下田智生 (ヤゲタトモキ) | |
寺島進 (Susumu Terajima) | |
飯島大介 (イイジマダイスケ) | |
有末剛 (アリスエツヨシ) | |
卯月妙子 (ウヅキタエコ) | |
川原京 (カワハラミヤコ) | |
ブレイク クロフォード | |
ミスターブッタマン (ミスターブッタマン) |