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作品詳細
卍<まんじ>('64)
谷崎潤一郎の同名小説を映画化
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。秘かに奈良の奥山を散策する2人の女性。手をしっかりと握って、どちらともなく微笑みかけている美しい2人は、洋服のよく似合う魅惑的な徳光光子。その眼は特に印象的だ。そして和服の似合うもう一人の女性は、弁護士柿内孝太郎の妻で、チャーミングな小悪魔を思わせる柿内園子だった。この二人は同性愛であった。先日も、園子の寝室で、その美事な裸体を披露した光子は、その美しさに興奮した園子と、激しく抱き合っていた。最初は恥かしがっていた光子も、だんだんその奇妙な魅力のとりこになっていた…。
■解説
谷崎潤一郎の同名小説を『傷だらけの山河』の新藤兼人が脚色『「女の小箱」より 夫が見た』の増村保造が監督した文芸もの。撮影もコンビの小林節雄。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
- 配給:-
- 製作国:日本(1964)
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- ジャンル:
- ドラマ