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作品詳細
ガール・フロム・リオ
イギリス発ブラジル経由でたどり着いた、綱渡り人生! サンバのリズムに乗ったラブ・コメディ
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。レイモンド(ヒュー・ローリー)はサンバに熱中する銀行マン。よりにもよって、クリスマス目前に上司と妻の浮気を知る。すっかり落ち込んだレイモンドは、金庫室でお札を数えるうちに、ふと札束に手を伸ばす。持てるだけの札束を持ち出して、レイモンドが向かった先はサンバの楽園・リオ! 怪しげなタクシー運転手パウロ(サンティアゴ・セグラ)とともに、憧れのダンサーを探して街をさまようレイモンドに、思いもよらない災難が次々と降りかかる!
■解説
照りつける太陽は、曇り空の多い国に暮らす人々の憧れ。寒くて暗くて雨が降る冬のロンドンに暮らす、銀行の金庫係…イギリスの「喜ばしくない」典型にぴったりのレイモンドも、底抜けに明るいサンバに魅了されたひとり。「リオから来た女」というタイトルとは裏腹に、実は、自由に憧れるイギリス人ダメ男の物語だ。リオに到着した途端、ウンくさ〜いタクシー運ちゃんにつかまるわ、トンネルに置き去りにされるわ、カバンにつまずいて大金をぶちまけたりと、不器用丸出し。
そんな融通の利かない几帳面さが、奔放なリオの空気に触れるとだんだん可愛く見えてくる。ストーリーはラテンのノリでかなりドタバタだけれど、そんな強引さもサンバを踊って「気にしない、気にしない」。マンガー監督のイギリス人気質が現れた、ということか?
2002年11月23日 より シネ・ラ・セットにて
- 配給:シネカノン
- 製作国:イギリス=スペイン(2000)
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- ジャンル:
- コメディ
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- ラブ・ストーリー
■スタッフ
監督 | クリストファー・マンガー (Cristopher Monger) |
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脚本 | クリストファー・マンガー (Cristopher Monger) |
製作 | アンドレ・ビセンテ・ゴメス (Andres Vicente Gomez) ミュア・サザーランド (Muir Sutherland) |
撮影 | ホセ・ルイス・アルカイネ (Jose Luis Alcaine) |
美術 | チャールズ・ガラード (Charles Garrad) |
音楽 | ロケ・バニョ (Roque Bano) |
編集 | ニコラス・ウェントワース (Nicholas Wentworth) |
衣装デザイン | ベアトリス・サルガド (Beatris Salgado) ミシェル・クラプトン (Michelle Clapton) |
アソシエイト・プロデューサー | スチュアート・サザーランド (Stuart Sutherland) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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ヒュー・ローリー (Hugh Laurie) | Raymond |
ヴァネッサ・ヌネス (Vanessa Nunes) | Orlinda |
サンティアゴ・セグラ (Santiago Segura) | Paulo |
リア・ウィリアムス (Lia Williams) | Cathy |
パトリック・バーロウ (Patrick Barlow) | Strothers |