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作品詳細
水の女
水の女と火の男が銭湯を舞台に織りなす宿命の愛。UA、待望の映画初出演作
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。名前からして極度の雨女の清水涼は、親知らずを抜いたある大雨の日、父親と婚約者を次々に亡くしてしまう。涼の家は銭湯をやっていたが、父親の死で銭湯をたたもうかどうしようか悩んでいた。そんな彼女の前に、火を見たら落ち着くという見知らぬ男が現れる。その男の過去も知らないまま、涼は銭湯の釜場で働いてみないかと持ちかける。こうして銭湯”ひかり湯”は再開された。だが、火の男の過去が明らかになった時、静かだった”ひかり湯”にも悲劇が訪れる…。
■解説
監督は本作が映画デビュー作となる杉森秀則。NHKのディレクターやCMの監督として活躍し、満を持して本作を監督。オリジナルの脚本はサンダンスで国際映像作家賞を受賞している。元々、ミュージシャンであるUAを念頭において練られた作品だというだけあって、UAは映画初出演とは思えない存在感で佇んでいる。
舞台は関西の架空の街という設定だが、火の男を演じる浅野忠信は、「あれ? 彼、関西出身だったかな」と思ってしまうくらい関西弁を自在に操っており、雰囲気を壊すことなく画面に溶け込み、かつインパクトを与えている。他のキャストも適材適所的な配置で、それぞれの存在感をしっかり出している。雨や風など自然をモチーフにしているような音楽も心地良い。
2002年11月9日 より シネマライズにて
- 配給:アーティストフィルム/日活
- 製作国:日本(2002)
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- ジャンル:
- ドラマ
- 公式サイトはこちら>>
■スタッフ
監督 | 杉森秀則 (スギモリヒデノリ) |
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脚本 | 杉森秀則 (スギモリヒデノリ) |
製作総指揮 | 中村雅哉 (Masaya Nakamura) |
製作 | 河村光庸 (カワムラミツヒロ) 猿川直人 (サルカワナオト) |
プロデューサー | 甲斐真樹 (カイマサキ) 根岸洋之 |
撮影 | 町田博 (マチダヒロシ) |
美術 | 林田裕至 (ハヤシダユウジ) |
装飾 | 佐藤孝之 (サトウタカユキ) |
音楽 | 菅野よう子 (カンノヨウコ) |
音楽プロデューサー | 金橋豊彦 |
主題歌 | UA (UA) |
録音 | 林大輔 (ハヤシダイスケ) |
整音 | 杉山篤 (スギヤマアツシ) |
音響効果 | 渡部健一 小島彩 |
照明 | 木村太朗 (キムラタロウ) |
編集 | 杉森秀則 (スギモリヒデノリ) |
衣裳 | 北村道子 (キタムラミチコ) |
ラインプロデューサー | 大里俊博 |
製作担当 | 坂口智久 (サカグチトモヒサ) |
助監督 | 猪腰弘之 (イノコシヒロユキ) |
製作委員会 | 豊忠雄 (ユタカタダオ) 牧田実 (マキタミノル) 安村重幸 (ヤスムラシゲユキ) 仁地幹人 (ジンチミキヒト) |
スチール | 高柳悟 (タカヤナギサトシ) |
ビジュアルアーティスト | 柳川瀬雅英 |
VFXプロデューサー | 石井教雄 (イシイノリオ) 土屋真治 (ツチヤシンジ) |
操演 | 島尻忠次 (シマジリチュウジ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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UA (UA) | 清水涼 |
浅野忠信 (Tadanobu Asano) | 宮澤優作 |
小川眞由美 (Ogawa Mayumi) | 翠 |
HIKARU (ヒカル) | ユキノ |
YUKI (ユキ) | 聡子 |
江夏豊 (エナツユタカ) | 清水忠雄 |
大浦龍宇一 (オオウラリュウイチ) | ヨシオ |
塩見三省 (Sansei Shiomi) | 仲代 |
大久保鷹 (オオクボタカ) | 太宰 |
流山児祥 (リュウザンジショウ) | 製材所の男 |
都家歌六 | 安二郎 |
松島一夫 (マツシマカズオ) | 浪曲爺 |
頭師佳孝 (ズシヨシタカ) | 煙突掃除人 |
石井光三 (イシイミツゾウ) | 警官 |
ぼんちおさむ | 犬の散歩男 |
川又邦広 (カワマタクニヒロ) | 若き日の忠雄 |
町田忍 (マチダシノブ) | 銭湯の客 |
樋口圭太 (ヒグチケイタ) | 少年時代の優作 |
谷崎亜門 (タニザキアモン) | 聡子の子供 |
杉山りん (スギヤマリン) | 少女 |