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作品詳細
チェルシーホテル
NYの街を静かに見守るチェルシーホテル。そこは、住人たちの息遣いが根付く永遠の場所
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。かつて画家や小説家、ミュージシャンなどのアーティストたちが愛したチェルシーホテル。長く滞在するものもいれば去るものもいる。グレース(ユマ・サーマン)はここに住み着いたひとり。詩人を夢見ながら、ウェイトレスとして働いている。そんなグレースに想いを寄せるのは画家のフランク(ヴィンセント・ドノフリオ)だ。初老の作家・バド(クリス・スリストファーソン)は、酒と女が欠かせない。ミネソタから出てきたミュージシャン、別れを知る恋人同士…こうしてそれぞれに時は過ぎていくのだった。
■解説
ベールで覆ったようにかすむ街の情景、にじむ光と揺れる闇が、幻想的な大都会NYを映し出す。イーサン・ホークが初めてメガホンを取った作品『チェルシーホテル』は、アーティストゆかりのホテルに滞在する人々の夢や、孤独を彩った美しい物語だ。ここに暮らす人々は、伝えられない愛だったり抜け出せない夢だったり、それぞれに何かを抱え込んでいる。そしてその誰もが、このホテルから離れられない。
この場所は、かつて多くの芸術家たちを魅了したように、磁石のように彼らをひきつけている。まるで、時を経てなお息づいている滞在者たちの魂が、愛や夢に不器用な人々にとって、たったひとつすがりつくことの出来る場所であるかのように。ここには、都会のドラマが限りなく広がっている。
2002年8月3日 より テアトルタイムズスクエアにて
- 配給:シネマパリジャン/メディア・スーツ
- 製作国:アメリカ(2002)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | イーサン・ホーク (Ethan Hawke) |
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脚本 | ニコール・バーデッツ (Nicole Burdette) |
製作総指揮 | ジョナサン・シェアリング (Jonathan Sehring) カロリーヌ・カプラン (Caroline Kaplan) ジョン・スロス (John Sloss) |
製作 | ゲイリー・ウィニック (Gary Winick) アレクシス・アレクザニアン (Alexis Alexanian) クリスティン・ヴァション (Christine Vachon) パメラ・アール・コフラー (Pamela R. Koffler) |
撮影 | トム・リッチモンド (Tom Richmond) リチャード・ルトコウスキー (Richard Rutkowski) |
美術 | リック・バトラー (Rick Butler) |
音楽 | ジェフ・トゥイーディー (Jeff Tweedy) |
音楽監修 | リンダ・コーエン (Linda Cohen) |
編集 | エイドリアナ・パチェコ (Adriana Pacheco) |
衣装デザイン | カトリーヌ・トマ (Catherine Thomas) |
字幕 | 石田泰子 (Yasuko Ishida) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
ユマ・サーマン (Uma Thurman) | Grace |
ロバート・ショーン・レナード (Robert Sean Leonard) | Terry |
スティーヴ・ザーン (Steve Zahn) | Roth |
クリス・クリストファーソン (Kris Kristofferson) | Bud |
ヴィンセント・ドノフリオ (Vincent D'Onofrio) | Frank |
ナターシャ・リチャードソン (Natasha Richardson) | Mary |
チューズデイ・ウェルド (Tuesday Weld) | Greta |
ロザリオ・ドーソン (Rosario Dawson) | Audrey |
マーク・ウェバー (Mark Webber) | Val |
ジミー・スコット (Jimmy Scott) | Skiny Bones |
ドゥエイン・マクラフリン (Duane McLaughlin) | Wall |
ジョン・サイツ (John Seitz) | Dean |
ビアンカ・バキージャ (Bianca Bakija) | Lorna Doone |
ケヴィン・コーリガン (Kevin Corrigan) | Crutches |
フランク・ホエーリー (Frank Whaley) | Lenny Barnum |