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作品詳細
X−メン
人気アメリカン・コミックを映画化 超能力ミュータントたちが敵と見方に別れて壮絶な死闘を展開
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。遺伝子の突然変異により超人的パワーを手にしたミュータントたち。しかし、彼らはその特殊能力ゆえに、社会から疎外されてしまう。プロフェッサーXは、ミュータントと人類の平和的共存を願い、ミュータント・チーム”X−メン”を組織する。そして今、X−メンと悪のミュータント組織との人類存亡をかけた超能力バトルの幕が開く.
■解説
アメリカン・コミックの世界を映画化する際にビッグ・スターを起用すると、原作のイメージがぶち壊しになることが多い。例えば『バットマン』シリーズではミスター・フリーズにシュワちゃんを起用するなど、無理なキャスティングが目立った。マーヴェル・コミックの発行人を経て、マーヴェルメディアの名誉会長兼マーヴェル・コミックスの編集委員となったスタン・リー、マーベル・スタジオの社長アヴィ・アラドが製作総指揮に参加している『X−メン』は原作のムードを損なわないよう心がけられているのがいい。
善と悪の親玉にパトリック・スチュワートとイアン・マッケランというベテラン俳優を配し、白熱した演技合戦が荒唐無稽な物語を引き締めている。謎めいた過去を持つヒーロー、ウルヴァリン役にはダグレイ・スコットがキャスティングされていたが、『Mi:2』の撮影が長引いて出演不可能となり、急遽オーストラリア出身のヒュー・ジャックマンが起用された。でもこれは正解。ジャックマンの野性的な魅力が存分に生かされている。VFXシーンの鮮やかさは言うに及ばず。超能力ウォーズを背景にしながら、登場人物の内面のドラマにまで踏み込んでいるのが新鮮。このあたりがブライアン・シンガー監督のこだわりなのかもしれない。
- 配給:-
- 製作国:アメリカ(2000)
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- ジャンル:
- アクション
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- SF/ファンタジー
■スタッフ
監督 | ブライアン・シンガー (Bryan Singer) |
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脚本 | デイヴィッド・ヘイター (David Hayter) |
ストーリー | トム・デサント (Tom DeSanto) ブライアン・シンガー (Bryan Singer) |
エクゼクティブ・プロデューサー | アヴィ・アラド (Avi Arad) スタン・リー (Stan Lee) リチャード・ドナー (Richard Donner) トム・デサント (Tom DeSanto) |
製作 | ローレン・シュラー・ドナー (Lauren Shuler Donner) ラルフ・ウィンター (Ralph Winter) |
撮影 | ニュートン・トーマス・サイジェル (Newton Thomas Sigel) |
美術 | ジョン・マイヤー (John Myhre) |
音楽 | マイケル・ケイメン (Michael Kamen) |
編集 | スティーヴン・ローゼンブラム (Steven Rosenblum) ケヴィン・スティット (Kevin Stitt) ジョン・ライト (John Wright) |
衣裳 | ルイーズ・ミンゲンバック (Louise Mingenbach) |
字幕 | 戸田奈津子 (Natsuko Toda) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
ヒュー・ジャックマン (Hugh Jackman) | Logan/Wolverine |
パトリック・スチュワート (Patrick Stewart) | Xavier |
イアン・マッケラン (Ian McKellen) | Magneto |
ファムケ・ヤンセン (Famke Janssen) | Jean Grey |
ジェームズ・マースデン (James Marsden) | Cyclops |
ハル・ベリー (Halle Berry) | Storm |
アンナ・パキン (Anna Paquin) | Rogue |
タイラー・メイン (Tyler Mane) | Sabretooth |
レイ・パーク (Ray Park) | Toad |
レベッカ・ローミン (Rebecca Romijn) | Mystique |
ブルース・デイヴィソン (Bruce Davison) | Senator Kelly |
マシュー・シャープ (Matthew Sharp) | Henry Guyrich |
ショーン・アシュモア (Shawn Ashmore) | Bobby Drake/Iceman |