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作品詳細
世界の終わりという名の雑貨店
「世界の終わりという名」を持つ場所で出会った2人。そこが2人にとって、世界で唯一の居場所だった…。
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。情報誌ライターの雄高(ゆたか)は、現実を上手に生きていくことが出来ず、世間の猥雑さから逃れるように、ろうそくの灯りを並べた雑貨店を始めた。そこに或る日、ファッション雑誌から抜け出してきたような少女、胡摩が現れる。家族や学校の友人達との間に埋めようのない距離感を感じ、傷つきながらも「お気に入りの服を着ていると、本当の自分になれるような気がして勇気が湧いてくる」という彼女。雄高は彼女と自分に、同じものを感じ始める…。
■解説
「乙女のカリスマ」として一部の女の子達に絶大な人気を博す、嶽本野ばら。彼の作品のファンはいわゆる“乙女”であり“ロリータ少女”であったりするわけだけれど、この物語にもそんな“乙女”が登場する。まるで自分の身を守る鎧でもあるかのように好きな洋服で身を固め、自分自身を保つ胡摩。そんな彼女は、他人から見ると過剰にも感じてしまうファッションで身を包むロリータ少女にも通じるものがある。
過敏な自意識を持つ思春期の女の子と、世間に溶け込めないと感じる1人の男。「世界の終わりという名」の場所でそんな2人が出会ったら、どういうことになるのか。主人公の2人と同じように世間との距離感を感じたことがある人なら、この結末に共感できるかも。
2001年11月17日 より 渋谷シネパレスにて
- 配給:松竹
- 製作国:日本(2001)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 濱田樹石 (ハマダキセキ) |
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脚色 | 濱田樹石 (ハマダキセキ) 鷲見剛一 (ワシミゴウイチ) |
原作 | 嶽本野ばら (タケモトノバラ) |
企画協力 | 川田仁一 (カワダジンイチ) |
製作 | 宮島秀司 (ミヤジマヒデジ) 山下暉人 (ヤマシタアキト) |
プロデューサー | 田沢連二 (タザワレンジ) 矢島孝 (ヤジマタカシ) |
協力プロデューサー | 菅原朝也 (スガワラトモヤ) |
撮影 | 大橋仁 (オオハシジン) |
美術 | 太田喜久男 (オオタキクオ) |
装飾 | 沖村国男 (オキムラクニオ) |
音楽 | 滝沢淑行 (タキザワヨシユキ) |
録音 | 鈴木肇 (スズキハジメ) |
音響効果 | 岡瀬昌彦 |
編集 | 石島一秀 (イシジマカズヒデ) |
衣裳 | 中村忍 (ナカムラシノブ) |
スタイリスト | 吉村結子 (ヨシムラユウコ) |
製作主任 | 相場貴和 (アイバタカカズ) |
助監督 | 桜井宏明 (サクライヒロアキ) |
照明協力 | 須永裕之 (スナガヒロユキ) |
スチール | 大森洋介 (オオモリヨウスケ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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西島秀俊 (Hidetoshi Nishijima) | 島尾雄高 |
高橋マリ子 (Mariko Takahashi) | 水野胡摩 |
加藤夏希 (Kato Natsuki) | 金井いずみ |
派谷恵美 (ハタチヤメグミ) | 古井茜 |
菊池亜衣 (キクチアイ) | 倉橋緑 |
小泉絵美子 (コイズミエミコ) | 増田百合子 |
松尾スズキ (マツオスズキ) | 探偵 |
真行寺君枝 (シンギョウジキミエ) | 胡摩の母親 |
今福将雄 (イマフクマサオ) | 石川 |
名古屋章 (ナゴヤアキラ) | ナニさん |
金守珍 (Kim Sujin) | 石川の息子 |
清水ゆみ (シミズユミ) | 夏目先生 |
悠美 (ユウミ) | マヌカン |
森崎東 (Azuma Morisaki) | 映画監督 |
絵沢萠子 (エザワモエコ) | マダム |
益富信孝 (マストミノブタカ) | マスター |
川合千春 (カワイチハル) | 美女 |
内田滋 (Shige Uchida) | 田島 |
浦田賢一 (ウラタケンイチ) | 幽霊の俳優 |
太田瞳 (オオタヒトミ) | 酒井ゆきえ |
長澤瞳 (ナガサワヒトミ) | 少女 |
中澤梓 (ナカザワアズサ) | |
松村岳史 (マツムラタケシ) | |
小川智美 (オガワトモミ) | |
岸本朋子 (キシモトトモコ) |