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作品詳細

  • 贅沢な骨

2人の女と1人の男の微妙で危うい関係の行き着く先は…?

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ホテトル嬢のミヤコ(麻生久美子)と小さい頃に受けたトラウマのせいで、外で仕事することが出来ないサキコ(つぐみ)は2人暮らし。ある日、ミヤコは自分の客だった男・新谷(永瀬正敏)を部屋に連れてくる。そして自然に、ミヤコとサキコ、そして新谷の3人での生活が始まるのだったが…。



■解説

昨年『ひまわり』で監督デビューを果たした行定勲監督が、まったくタイプの違うヒロイン2人と1人の男との関係を、透明感のあるストーリーと映像で見事に描き上げた本作。3人の誰もが表には出さないけれど、心に何かしら傷らしきものを持っている雰囲気を行動の一つ一つで漂わせ、それぞれが言い知れぬ孤独感に捕われていることから寄り添って生きていることを現わしている。劇中、3匹の金魚を手にいれたサキコが、たまたま家に有ったジューサーを水槽代わりにするシーンがあるが、この金魚とはミヤコとサキコ、新谷のことを意味し、狭いジューサー(世界)の中でクルクルと泳いでいることを象徴している。

また、今まで仲が良かったミヤコとサキコが、新谷とゆう男性の存在により、突如、関係が揺らぎ始め、ミヤコは新谷を独占したいが為にサキコの前でわざと2人の関係を見せつけたりする。そんな些細な感情の揺れを細かく表現した行定監督の洞察力にはおそれいる。さらにミヤコを演じる麻生久美子の尖った薄いガラスのような美しさと、サキコ役のつぐみの無垢で壊れやすい存在感はスクリーンの中で、互いに違う輝きを放っている。感情を表に出さない新谷というキャラクターを演じた永瀬正敏もここ最近の映画の役の中ではとても魅力的。詩的な映像で綴られるラブ・ストーリーはどこか懐かしくてはかなげな魅力を持っている不思議な映画だ。

  • 2001年8月25日 より テアトル新宿にてレイトショー

  • 配給:スローラーナー
  • 製作国:日本(2001)
    • ジャンル:
    • ラブ・ストーリー

■スタッフ

監督 行定勲 (Isao Yukisada)
脚本 行定勲 (Isao Yukisada) 益子昌一 (マスコショウイチ)
プロデューサー 行定勲 (Isao Yukisada) 益子昌一 (マスコショウイチ)
撮影 福本淳 (フクモトジュン)
美術 佐々木尚 (ササキヒサシ)
音楽 朝本浩文 (アサモトヒロフミ) MOKU (モク)
音楽プロデューサー 北原京子 (キタハラキョウコ) 荘司亮子 (ショウジリョウコ)
主題歌 ザ・ハンプバックス (the humpbacks)
録音 伊藤裕規 (イトウヒロキ)
音響効果 柴崎憲治 (シバザキケンジ) 北田雅也 (キタダマサヤ)
照明 市川徳充 (イチカワトクミツ)
編集 今井剛 (イマイツヨシ)
スタイリスト 米村弘光
制作担当 大日方教史 (オオヒナタ)
助監督 片岡英子 (カタオカエイコ)
スクリプター 工藤みずほ (クドウミズホ)
スチール 北島元朗 (キタジマゲンロウ) 永瀬正敏 (Masatoshi Nagase)

■キャスト

俳優名 役名
麻生久美子 (Aso Kumiko)  ミヤコ
つぐみ   サキコ
永瀬正敏 (Masatoshi Nagase)  新谷アキヲ
渡辺真起子 (ワタナベマキコ)  素子
光石研 (Ken Mitsuishi)  医師
田中哲司 (Tetsushi Tanaka)  眼鏡の客
津田寛治 (Kanji Tsuda)  花火のカップル
小林美貴 (コバヤシミキ)  花火のカップル
森下能幸 (Yoshiyuki Morishita)  危険な情事番頭
高木まり子 (タガキマリコ)  踊る少女
山本麻里 (ヤマモトマリ)  看護婦
朝本浩文 (アサモトヒロフミ)  DJ
川村かお (カワムラカオ)  クラブの女

愛がなんだ









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