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作品詳細
十五才 学校IV
少年は度に出た。七千年の歳月を生きていた縄文杉に会いたくて…。山田洋次監督の“学校”を舞台にした感動の最新作。
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。主人公は不登校の15歳の男の子・川島大介(金井勇太)。中学3年生の彼は、大人の価値観の厚かましい押し付けに反発し家を出る。目指す先は鹿児島県・屋久島。やがて、ヒッチハイクのトラックを乗り継いで、大介は目的地へと辿りつく。
■解説
これまで、夜間中学、養護学校、職業訓練校と学校を舞台にしてきたシリーズだが、今回の舞台は学校ではない。子供にとって人生を学ぶ場所は学校ばかりとは限らないというメッセージが心強い。だからこそ「学校」というタイトルの持つ意味は大きい。大介はさまざまな人との出会いで、学校では決して教わることのないことを学んでいく。不登校の大介が旅先で出会う、引きこもりの少年・登(大沢龍太郎)も印象深い。悩みを持ちながら、それを誰にも打ち明けることのできない子供たち。そんな2人の心が通い合う姿が感動を呼ぶのである。
東京から鹿児島へと進みながら、主人公が行く先々の人々と仲良くなっていくスタイルは、さながら”寅さん”映画のようでもある。若い人にこそ見てほしい映画。人生において大切な何かをきっと思い起こさせてくれるはずだ。
2000年11月11日 より 丸の内プラゼールほか全国松竹系にて
- 配給:松竹
- 製作国:日本(2000)
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- ジャンル:
- ドラマ
■スタッフ
監督 | 山田洋次 (Yoji Yamada) |
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脚本 | 山田洋次 (Yoji Yamada) 朝間義隆 (アサマヨシタカ) 平松恵美子 (ヒラマツエミコ) |
原案 | 松本創 (マツモトソウ) |
製作 | 迫本淳一 (サコモトジュンイチ) |
プロデューサー | 中川滋弘 (ナカガワシゲヒロ) 深澤宏 (フカザワヒロシ) |
プロデューサー補 | 山本一郎 (ヤマモトイチロウ) |
撮影 | 長沼六男 (ナガヌマムツオ) |
美術 | 出川三男 (デガワミツオ) |
装置 | 森篤信 (モリアツノブ) |
装飾 | 露木幸次 (ツユキコウジ) |
音楽 | 冨田勲 (トミタイサオ) |
音楽プロデューサー | 小野寺重之 (オノデラシゲユキ) |
主題歌 | ゆず (ユズ) |
録音 | 岸田和美 (キシダカズミ) |
音響効果 | 帆苅幸雄 |
照明 | 吉角荘介 (ヨシカドソウスケ) |
編集 | 石井巌 (イシイイワオ) |
衣裳 | 本間邦仁 (ホンマクニヒト) |
スタイリスト | 池ヶ谷ひろ子 (イケガヤヒロコ) |
音楽編集 | 浅梨なおこ |
製作主任 | 相場貴和 (アイバタカカズ) |
製作担当 | 峰順一 (ミネジュンイチ) 斉藤朋彦 (サイトウトモヒコ) |
監督助手 | 伊藤匡史 (イトウタダフミ) |
製作代表 | 大谷信義 (オオタニノブヨシ) 氏家齊一郎 (ウジイエ) 宮原賢次 (ミヤハラケンジ) 角川歴彦 (カドカワツグヒコ) 宮川智雄 (ミヤカワトモオ) |
スチール | 金田正 (カネダタダシ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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金井勇太 (Yuta Kanai) | 川島大介 |
麻実れい (アサミレイ) | 大庭すみれ |
赤井英和 (Hidekazu Akai) | 佐々木康 |
丹波哲郎 (Tetsuro Tanba) | 畑鉄男 |
小林稔侍 (Nenji Kobayashi) | 川島秀雄 |
秋野暢子 (アキノヨウコ) | 川島彩子 |
高田聖子 (Takada Shoko) | 金井真知子 |
余貴美子 (Kimiko Yo) | 薬屋のおかみ |
前田吟 (Gin Maeda) | 畑満男 |
笹野高史 (Takashi Sasano) | 児玉 |
中村梅雀 (ナカムラバイジャク) | 黒井先生 |
犬塚弘 (イヌヅカヒロシ) | 周吉 |
桜井センリ (サクライセンリ) | 正夫 |
蛭子能収 (エビスヨシカズ) | 大角 |
桜むつ子 (サクラムツコ) | 大庭房子 |
梅垣義明 (ウメガキヨシアキ) | 宮本 |
佐藤蛾次郎 (サトウガジロウ) | スナックの主人 |
真柄佳奈子 (マガラカナコ) | 大庭薫 |
野村恵理 (ノムラエリ) | 志乃 |
児玉真菜 (コダママナ) | 川島舞 |
皆川香澄 (ミナガワカスミ) | 木下泉 |
大沢龍太郎 (オオサワリュウタロウ) | 大庭登 |
北山雅康 (キタヤマ) | 若い社員 |