映画検索
作品詳細
京極夏彦 怪 七人みさき
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。病死した先代城主の正妻で、天守から身を投じた楓姫、通称“みさき御前”の死から5年。ある城下町で、二年おきに若い娘ばかり七人が惨殺される事件が起きた。既にその年も3人の犠牲者が出ており、領民はこの地に伝わる七人みさきという祟りのせいだと噂していた。七人みさきとは、百年前、淫祠邪教に没頭し、乱心の末に七人の農民に殺されたした城主・川久保弾正の呪いのことで、楓姫の死もその呪いが原因だと言われた。だが、魔除けの札売り・御行の又市と傀儡師・山猫廻しのおぎん、そして偽作者の山岡百介の3人は、現城主・北林弾正の参勤交代の時期と事件発生の年が符合していることから、下手人が弾正ではないかと睨み調査を開始。やがて、複雑に絡まった人間関係の奥に、妾腹の子として生まれた弾正が、当時流行の無惨絵を見立てに、一時の快楽で娘たちを殺害していた事実を突き止めると、彼を成敗するのであった。
■解説
ある城下町で起こった連続殺人事件の謎に迫る時代ミステリー。監督は『女犯十手裏仕置II』の酒井信行。京極夏彦による原作を基に、京極自身が脚色。撮影を「必殺!主水死す」の石原興が担当している。主演は、「あつもの 杢平の秋」の田辺誠一。本作は2000年1月にWOWOWで放映されたテレビ・シリーズを劇場用に再編集したもの。スーパー16ミリからのブローアップ。
2000年8月12日 より
- 配給:松竹
- 製作国:日本(2000)
■スタッフ
監督 | 酒井信行 (サカイノブユキ) |
---|---|
脚色 | 京極夏彦 (キョウゴクナツヒコ) |
原作 | 京極夏彦 (キョウゴクナツヒコ) |
企画 | 京極夏彦 (キョウゴクナツヒコ) 山田誠三 (ヤマダセイジ) |
製作 | 加地隆雄 (カジタカオ) |
プロデューサー | 小野寺信司 (オノデラシンジ) 濱野隆 (ハマノタカシ) 水野純一郎 (ミズノジュンイチロウ) |
撮影 | 石原興 (イシハラシゲル) |
美術監修 | 西岡善信 (ニシオカヨシノブ) |
美術 | 犬塚進 (イヌヅカススム) |
装飾 | 鎌田康男 (カマタヤスオ) |
音楽 | 栗山和樹 (クリヤマカズキ) |
音楽プロデューサー | スパープ (スパープ) |
主題歌 | スーサイド・スポーツ・カー (スーサイドスポーツカー) |
録音 | 河合博幸 (カワイヒロユキ) |
調音 | 鈴木信一 |
効果 | 鈴木信一 |
照明 | 井上武 (イノウエタケシ) |
編集 | 園井弘一 (ソノイコウイチ) |
衣裳 | 上生和代 |
アシスタントプロデューサー | 松橋真三 (マツハシシンゾウ) 染宮淳子 八島賢 (ヤシマケン) |
製作主任 | 阿曽芳則 (アソヨシノリ) |
助監督 | 井口誠一 (イグチセイイチ) |
スクリプター | 松田亜子 |
スチール | 桂秀也 (カツラヒデヤ) |
人形造形 | 原口智生 (ハラグチトモオ) 江久保暢宏 (エクボノブヒロ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
田辺誠一 (Seiichi Tanabe) | 御行の又市 |
遠山景織子 (Toyama Kyoko) | 山猫廻しのおぎん |
佐野史郎 (Shiro Sano) | 山岡百介 |
四方堂亘 (シホウドウワタル) | 北林弾正/川久保弾正 |
夏八木勲 (Isao Natsuyagi) | 御燈の小右衛門 |
小木茂光 (Shigemitsu Ogi) | 東雲右近 |
小松政夫 (コマツマサオ) | 樫村兵衛 |
三原じゅん子 (ミハラジュンコ) | 涼 |
朝岡実嶺 (アサオカ) | 楓姫 |
藤田まこと (Makoto Fujita) | 北林義虎 |
聖はるか (ヒジリハルカ) | かな |
津田健次郎 (ツダケンジロウ) | 萩乃介 |
麻田かおり (アサダカオリ) | 白菊 |
平沙織 (タイラサオリ) | 桔梗 |
梶原善 (Zen Kajihara) | 与吉 |
ひかる一平 (ヒカルイッペイ) | 平八 |
大沼千代美 (オオヌマチヨミ) | 長屋の女房 |
山田誠二 (ヤマダセイジ) | 寅之屋山田堂誠八 |
京極夏彦 (キョウゴクナツヒコ) | 京極亭 |
山田明郷 (ヤマダメイゴウ) | 鏑木十内 |
なにわゆうじ (ナニワユウジ) | 橘伝蔵 |