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作品詳細
The AURORA 海のオーロラ
(原題:The Aurora)
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。2033年。南鳥島沖の海底4200mで、新しいエネルギー資源の掘削作業が行われていた。ところが、その基地に銃を携えた女性生物学者の王春露と少年・野良が潜入し、計画を中止させようとした。春露によると、このまま掘削を続ければマントルに閉じ込められた太古のバクテリアが蘇り、生態系を崩すと言うのだ。しかし、富と名声に目のくらんだエンリケスが掘削を続行。バクテリアを蘇らせてしまう。マントルから流出する原始バクテリア、それはまるでオーロラのように美しかったが、その裏には金属を溶解させるという恐ろしい力を持っていた。しかも、更にそれは海上の支援船”はるしま“や救助にやってきた潜水艦を次々に破壊。掘削チームは逃げ道を失い、海底に閉じ込められてしまう。この事態に、チームのメンバーであるヒロシは、実は原始バクテリア研究の第一人者で”科学界の独裁者“の異名を持つ王玉竜のクローンだった春露と協力し、バクテリアの浮上を防ぐべく液体窒素でそれを休眠させる作戦を決行する。多くの犠牲者が出る中、バクテリアの休眠に成功するヒロシと春露と野良。その後、3人は海中ロボットで無事海上へ帰還を果たす。
■解説
近未来の深海を舞台に、資源掘削チームが繰り広げる人類存亡を賭けた冒険を描く、日本初の3D・フルCGによる長篇アニメーション。監督は、「もののけ姫」などのアニメ作品でCG制作を担当し、本作が初監督作となる菅野嘉則。脚本は「学校の怪談3」のしまだみちる。声の出演に、「The Artful Dogers」のいしだ壱成、「ポッキー坂恋物語 かわいいひと EPISODE I」の奥菜恵、「雪のコンチェルト」の石田純一ら。
2000年8月5日 より
- 配給:メディアボックス
- 製作国:日本(2000)
■スタッフ
監督 | 菅野嘉則 (スガノヨシノリ) |
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脚本 | しまだみちる |
脚本協力 | 秦建日子 (ハタタケヒコ) |
プロデューサー | 前田伸一郎 (マエダシンイチロウ) |
制作 | 平林邦介 |
キャラクター設定 | 近藤勝也 (コンドウカツヤ) |
アートディレクター | 成田博志 (ナリタヒロシ) |
美術設定 | 天野裕夫 (アマノヒロオ) |
音楽 | 天野正道 (アマノマサミチ) |
主題歌 | S.E.S (エスイーエス) |
録音監督 | 小林克良 (Katsuyoshi Kobayashi) |
効果 | 倉橋静男 (Shizuo Kurahashi) |
テクニカルディレクター | 藤原徹 (フジワラトオル) |
CGスーパーバイザー | 青木伸治 (アオキシンジ) |
出演(声) | いしだ壱成 (イシダイッセイ) 奥菜恵 (オキナメグミ) 石田純一 (イシダジュンイチ) 林原めぐみ (ハヤシバラメグミ) 古川登志夫 (フルカワトシオ) 川端竜太 (カワバタリュウタ) 千葉繁 (チバシゲル) 田中秀幸 (タナカヒデユキ) 神谷明 (カミヤアキラ) 土師孝也 牛山茂 (ウシヤマシゲル) 巻島直樹 (マキシマナオキ) 安井邦彦 (ヤスイクニヒコ) 坪井智浩 (ツボイ) 岩崎ひろし (イワサキヒロシ) |