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作品詳細
一生、遊んで暮らしたい
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。大阪・岸和田に住むふたりの不良・リイチと小鉄は、個性溢れる(?)人たちが暮らすこの町が好きだった。ある日、それぞれ道子とみどりという女性と知り合ったふたりは、彼女たちと暮らし始める。リイチの愛した道子は、次から次へ男に抱かれては捨てられてきた不幸な過去を持っており、小鉄が愛したみどりはシンナー中毒の上、すぐに小鉄の子供を身ごもってしまう。そんな彼女たちとの同棲を機に、リイチと小鉄は真面目に働くことを決心した。だが、元々人の物をパチッたり喧嘩することしか能のない彼らは、結局女たちを働かせてばかり。せっかく金儲けを思いついても、町の暴れん坊・カオルちゃんに目をつけられる始末で、とうとう岸和田を逃げ出すハメになってしまう。道子とふたりで東京に向かったリイチは、しかしそこでの生活に馴染めず、すぐに岸和田に逆戻り。みどりを棄てて他の女と駆け落ちした小鉄も、彼女と生まれてくる子供のために、岸和田で商売を始めることを決心して戻ってくるのだった。ところが、みどりがトラックに轢かれてこの世を去ってしまった。傷心の小鉄に更なる追い打ちが襲う。道子の前で、ヤクザ者の清次が出所してきて、シマ内で無断で商売を始めたとして、小鉄の店を潰したのだ。更に、清次は道子を奪い返そうとして、リイチに喧嘩を仕掛けてきた。リイチと小鉄は、清次を倒すために立ち上がり、彼を討つことに成功する。だが、道子はリイチの元を去ってしまう。それぞれに辛い思いを味わったリイチと小鉄。しかし、彼らはまた未来に向かって突き進んでいくのであった。
■解説
大阪・岸和田の不良ふたり組の、愛と喧嘩の日々を描いた青春ドラマ。監督は「極道三国志」の金澤克次。中場利一による同名エッセイを、「30‐thirty‐」の我妻正義が脚色。撮影を「なにわ忠臣蔵」の三好和宏が担当している。主演は、映画デビューとなる猿岩石の有吉弘行と森脇和成のふたり。スーパー16ミリからのブローアップ。
1998年1月24日 より
- 配給:ギャガ・コミュニケーションズ配給(配給協力*ゼアリズ)
- 製作国:日本(1998)
■スタッフ
監督 | 金澤克次 (カナザワカツジ) |
---|---|
脚本協力 | 田口洋 (タグチ) |
脚色 | 我妻正義 |
原作 | 中場利一 (ナカバトシカズ) |
企画 | 山地浩 円谷粲 (ツブラヤ) |
プロデューサー | 千葉善紀 (チバヨシノリ) 米山紳 (Shin Yoneyama) |
撮影監督 | 三好和宏 (ミヨシカズヒロ) |
美術 | 滋野清美 (シゲノキヨミ) |
音楽 | 安藤賢次 (アンドウケンジ) |
主題歌 | 猿岩石 (サルガンセキ) |
録音 | 辻井一郎 (ツジイイチロウ) |
効果 | 佐々木英世 (ササキヒデヨ) |
スタイリスト | 堀田都志子 (ホッタトシコ) 高木美佳 (タカギミカ) |
編曲 | 菅野善雄 (Yoshio Sugano) |
製作担当 | 仲野俊隆 (ナカノトシタカ) |
助監督 | 近藤俊明 (コンドウトシアキ) |
スクリプター | 長谷川まゆみ |
スチール | 田部井満 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
中場利一 (ナカバトシカズ) | 刑事 |
大沢あかね (オオサワアカネ) | 娘 |
笑福亭恭瓶 (Kyohei Shohukutei) | 父親 |
町野あかり | オバハン |
中村泰久 | 中分け |
鼓太郎 (コタロウ) | メガホン |
根岸大介 (ネギシダイスケ) | メガネ |
新田純一 (ニッタジュンイチ) | キャップ |
円谷粲 (ツブラヤ) | 藤本 |
塩山義高 (シオヤマヨシタカ) | ろってちゃんのおやじ |
伊藤美紀 (イトウミキ) | 美奈 |
賀川黒之助 (Kuronosuke Kagawa) | 神名 |
桜金造 (サクラキンゾウ) | 金さん |
小林すすむ (コバヤシススム) | 銭湯のおやじ |
羽賀研二 (ハガケンジ) | スカウトマン |
白川和子 (Kazuko Shirakawa) | 夕子 |
中尾彬 (Akira Nakao) | 源さん |
木下ほうか (Hoka Kinoshita) | 常滑清次 |
渡嘉敷勝男 (トカシキカツオ) | イサミちゃん |
中野英雄 (ナカノヒデオ) | カオルちゃん |
駒井紀恵 (コマイノリエ) | ろってちゃん |
八木小織 (ヤギサオリ) | みどり |
土平友厚 | タケシ |
藤崎光正 (フジサキミツマサ) | ガイラ |
小島聖 (Kojima Hijiri) | 道子 |
森脇和成 (モリワキカズナリ) | 小鉄 |
有吉弘行 (アリヨシヒロユキ) | リイチ |