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作品詳細
バタフライ・キス
(原題:Butterfly Kiss)
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。北イングランド、ランカシャー州。ユーニス(アマンダ・プラマー)は、ガソリンスタンドを訪ね歩いてジュディスという名の女性を探し続けている。その場に居合わせた女性店員を相手にジュディスではないかと一方的に尋ねるのだが、違うと分かるとその店員を殺してしまうのだ。ある日ユーニスは、ミリアム(サスキア・リーヴス)が勤めるスタンドへやって来て、同じ質問を繰り返す。不審な行動を取るユーニスに周囲の人々は困惑するが、ミリアムはユーニスの個性に魅せられてしまい、ふたりは共に行動することになる。車の中で、ユーニスは旧約聖書の外典「ユディト書」に記されているジュディスという女の話をミリアムに語る。やがてミリアムはユーニスが連続殺人を犯していることに気づき始める。金髪のウェイトレス、トラックの運転手などを次々と殺害していくユーニス。始めはうろたえていたミリアムも次第に手伝うようになる。やがて「神様は私のことを忘れている。私が人を殺しても何も言わない」と叫ぶユーニスは、ミリアムに自分を殺すように要請する。ミリアムはそれに従い、ユーニスを海に沈め水死させるのだった。
■解説
連続殺人を重ねていく女性と、彼女に付き添っていく女性の旅を描いた愛と救済の物語。監督は「GO NOW」「日蔭のふたり」の新鋭マイケル・ウィンターボトム。製作はジュリー・ベインズ。脚本はフランク・コトレル・ボイス。撮影はシェイマス・マクガーヴィ。音楽はジョン・ハールで、ビョーク、クランベリーズ、シャンプー、PJハーヴェイらの曲が使用されている。編集はトレヴァー・ウェイト。出演は「パルプ・フィクション」のアマンダ・プラマー、「橋の上の貴婦人」のサスキア・リーヴス、「レイニング・ストーンズ」のリッキー・トムリンソン、「遠い声、静かな暮らし」のフリーダ・ドウイほか。
1998年5月2日 より
- 配給:シネカノン
- 製作国:イギリス(1995)
■スタッフ
監督 | マイケル・ウィンターボトム (Michael Winterbottom) |
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脚本 | フランク・コトレル・ボイス (Frank Cottrell Boyce) |
製作 | ジュリー・ベインズ (Julie Baines) |
撮影 | シーマス・マクガーヴィ (Seamus McGarvey) |
音楽 | ジョン・ハール (John Harle) |
編集 | トレヴァー・ウェイト (Trevor Waite) |
字幕 | 細川直子 (Naoko Hosokawa) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
アマンダ・プラマー (Amanda Plummer) | Eunice |
サスキア・リーヴス (Saskia Reeves) | Miriam |
カシー・ジェイミースン (Kathy Jamieson) | Wendy |
デス・マッカリア (Des McAleer) | Eric |
リサ・ジェーン・リレイ (Lisa Jane Riley) | Danielle |
フリーダ・ダゥウィー (Freda Dowie) | Elsie |
ポーラ・ティルブック (Paula Tilbrook) | Ella |
ファイン・タイム・フォンテイン (Fine Time Fontayne) | Tony |
エリザベス・マクグラス (Elizabeth McGrath) | Waitress 1 |
ジョアン・クック (Joanne Cook) | Angela |
シャーリー・ヴォーガン (Shirley Vaughan) | Waitress 2 |
ポール・ボウン (Paul Bown) | Gary |
エミリー・アストン (Emily Aston) | Katie |
リッキー・トムリンソン (Ricky Tomlinson) | Robert |
ケイティ・マーフィ (Katy Murphy) | Judith |