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作品詳細
ライフ・イズ・スウィート
(原題:Life is Sweet)
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。ウェンディ(アリソン・ステッドマン)はロンドン郊外に住む普通の主婦。いつか自分の店を持つことを夢見る夫アンディ(ジム・ブロードベント)はレストランのシェフ。双子の娘の姉ナタリー(クレア・スキナー)は、ちっとも女の子らしくはないが、しっかり者の配管工。妹のニコラ(ジェーン・ホロックス)は拒食症で無職、世間を拒絶し、ボーイフレンド(デイヴィッド・シューリス)と変態的なセックスをし、攻撃的な性格でありながら家に閉じこもりっきりのトラブルメーカー。ウェンディはオーブリー(ティモシー・スポール)の店を手伝いながら、壊れそうな家族をユーモアと寛容さでたくましく助けていく。ある時、ニコラは精神が錯乱し、家の中で大暴れしてしまう。さすがのウェンディもヘトヘト。ようやく落ち着いたニコラを、ナタリーが慰めるのだった。
■解説
俳優とのディスカッションでキャラクターを創造していくという独自の演出で知られる「秘密と嘘」のマイク・リー監督の91年作品。日本ではユーモアがイギリス的すぎてわかりにくいといった理由で、映画祭など特別上映のみだったが、ようやく劇場公開された。監督・脚本はリー。製作はサイモン・チャニング=ウィリアムズ。撮影はディック・ポープ。音楽はレイチェル・ポートマン。出演はマイク・リー夫人でもあるアリソン・ステッドマン、「リチャード三世」のジム・ブロードベント、ジェーン・ホロックス、「ネイキッド」のクレア・スキナー、「秘密と嘘」のティモシー・スポール、「ドラゴンハート」のデイヴィッド・シューリス、「マイケル・コリンズ」のスティーヴン・レイほか。91年タオルミナ映画祭グランプリ及び出演者全員への最優秀演技賞、91年全米映画批評家協会賞最優秀作品賞、主演女優賞、助演女優賞、91年LA映画批評家協会賞助演女優賞を受賞。
1997年5月24日 より
- 配給:KUZUIエンタープライズ
- 製作国:イギリス(1991)
■スタッフ
監督 | マイク・リー (Mike Leigh) |
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脚本 | マイク・リー (Mike Leigh) |
製作 | サイモン・チャニング=ウィリアムズ (Simon Channing-Williams) |
撮影 | ディック・ポープ (Dick Pope) |
美術 | アリソン・チッティ (Alison Chitty) |
音楽 | レイチェル・ポートマン (Rachel Portman) |
編集 | ジョン・グレゴリー (Jon Gregory) |
衣装デザイン | アンソニー・ブラック (Anthony Black) |
字幕 | 菊地浩司 (Koji Kikuchi) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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アリソン・ステッドマン (Alison Steadman) | Wendy |
ジム・ブロードベント (Jim Broadbent) | Andy |
ジェーン・ホロックス (Jane Horrocks) | Nicola |
クレア・スキナー (Claire Skinner) | Natalie |
ティモシー・スポール (Timothy Spall) | Aubrey |
デイヴィッド・シューリス (David Thewlis) | Nicola's Lover |
スティーヴン・レイ (Stephen Rea) | Andy's Freiend |