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作品詳細

  • キャリア・ガールズ

    (原題:Career Girls)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

春。ロンドンへ向かう列車の中でアニー(リンダ・ステッドマン)は、ノース・ロンドン・ポリテクニックの学生時代の親友、ハンナ(カトリン・カートリッジ)との出会いを思い出した。……大学時代、貸間の告知で出会って、ルームメイトになった二人。二人ともザ・キュアーが大好きだった。アニーは喘息なのに煙草をふかし、髪を赤く染めてパンク・ファッションに身を包んでツッパっていた。気になるのは皮膚炎でかぶれた右の頬。専攻はアニーが心理学、ハンナは文学。もう一人のルームメイト、男の子が大好きでお化粧を欠かさないクレア(ケイト・バイアーズ)も文学専攻。……列車はキングス・クロス駅に到着。ハンナが出迎えた。6年ぶりの再会に照れる二人。アニーは6年ぶりに週末をハンナとロンドンですごすことになったのだ。……出会った頃、ハンナとクレアが凝っていたのがエミリ・ブロンテの“『嵐が丘』占い”。3人が知りたいのは、自分たちがどんないい男とセックスできるかどうかということ。……ハンナはアニーをプリムローズの高級住宅地にある瀟洒なフラットに案内。……寒い冬の日、二人は貸間からカムデン近くに引っ越した。二人はコーヒーカップも公平に分けて使った。そのコーヒーカップをハンナはまだ使っていて、アニーを喜ばせる。……今や30歳の“キャリア・ガール”になった二人。ハンナは文具会社のマネージング・スタッフ、アニーは田舎の会社の人事課で働いている。希望した仕事ではなく、辞めたいといつも思っている。……カムデンに引っ越したのは波長が合わないクレアから離れるためだった。二人は口裏を合わせてクレアを説得したのだ。……ハンナが夕食の準備をする間、アニーはワインでくつろいだ。二人は身の上話に花を咲かせる。アニーは別れたボーイフレンドのことを、ハンナはアル中で厄介者の母親のことを。二人はなかなか寝つかれなかった。二人はまた過去を思い出す。……二人で料理をしたこと、二人の部屋に居候していたアニーの同窓の肥満青年リッキー(マーク・ベントン)、実らなかったアニーとリッキーの恋……。翌日。ハンナの新居探しにテムズ河畔の開発地域ドックランズへ出向く二人。豪勢なペントハウスでプレイボーイきどりの男ミスター・エヴァンズ(アンディ・サーキス)が出迎え、勝手に二人の高級娼婦がアパートを借りに来たと決めつけてしつこく迫る。大笑いの二人は、チェルシー近くのノッティング・ヒル・ゲートの古い界隈に移動した。不動産会社で二人は、学生時代、付合いがあった男エイドリアン・スピンクス(ジョー・タッカー)に出会う。……貸間時代に、最初はハンナとディスコで知り合い、彼女と寝たのだが、やがてクレアも含めてアパートに入り浸って、3人に手を出そうとして一度は追い立てられたのだ。アニーは彼に想いを寄せていた。……だが、エイドリアンはハンナには見覚えがあるが、アニーは憶えていないと言って彼女を傷つけてハンナを怒らせる。エイドリアンは今は結婚していて二人の娘がいる、気取ったサラリーマンになっていた。中華レストランでの夕食。二人はお互いに語りあう。……卒業の年、4年間を一緒にすごした二人は下宿を引き払って、別れに涙した。……ハンナはアニーに私を理解してくれるのはあなただけと語る。翌朝のプリムローズ・ガーデン。二人を追い越したすっぴんのジョギングの女性はなんとクレアだった。キングス・クロス駅へと向かう別れ際。アニーは思い出の下宿を見たいと言い出した。下宿はすっかり様子が変わっていた。なんとそこにリッキーが座っていた。だが、彼は祖母の死のショックで自分だけの世界に入り込んだ別人になっていた。過去に別れた時もリッキーはおかしかった。悲しみに泣く二人。キングス・クロス駅。ハンナはアニーに『嵐ケ丘』をプレゼント。二人は抱き合い、笑顔で別れた。



■解説

学生時代に親友だった二人の“キャリア・ガールズ”の現在と過去を鮮やかなタッチで綴った一編。監督・脚本は「秘密と嘘」で96年カンヌ映画祭パルム・ドールを獲得し、一躍世界で評判を得たマイク・リーで、今回も役者とのディスカッションを重ねてキャラクターをつくり上げていく独特の演出で撮影された。製作のサイモン・チャニング=ウィリアムズ、撮影のディック・ポープ、録音のジョージ・リチャーズは「秘密と嘘」に続いての参加。音楽はオリジナル・スコアを「秘密と嘘」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたマリアンヌ・ジャン=バチストがトニー・レミーの協力を得て手掛け、80年代を代表するポップ・グループ“ザ・キュアー”の曲が画面を彩る。主演は「ネイキッド」で組んだ「奇跡の海」のカトリン・カートリッジと映画は本作がデビューとなる舞台やテレビで活躍するリンダ・ステッドマン。

  • 1997年12月20日 より

  • 配給:フランス映画社配給(フランス映画社=日本ビクター提供)
  • 製作国:イギリス(1996)

■スタッフ

監督 マイク・リー (Mike Leigh)
脚本 マイク・リー (Mike Leigh)
製作 サイモン・チャニング=ウィリアムズ (Simon Channing-Williams)
撮影 ディック・ポープ (Dick Pope)
美術 アリソン・シティ (Alison City)
音楽 マリアンヌ・ジャン・バチスト (Marianne Jean-Baptiste) トニー・レミー (Tony Remy)
録音 ジョージ・リチャーズ (George Richards)
編集 ロビン・セールズ (Robin Sales)
衣装デザイン イヴ・スチュアート (Eve Stewart)
字幕 戸田奈津子 (Natsuko Toda)

■キャスト

俳優名 役名
カトリン・カートリッジ (Katrin Cartlidge)  Hannah
リンダ・ステッドマン (Lynda Steadman)  Annie
ケイト・バイアーズ (Kate Byers)  Claire
マーク・ベントン (Mark Benton)  Ricky
アンディ・サーキス (Andy Serkis)  Mr. Evans
ジョー・タッカー (Joe Tucker)  Adrian
マルゴ・スタンリー (Margo Stanley)  Ricky's Nan
マイケル・ヒーリー (Michael Healy)  Lecturer

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