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作品詳細
香港大夜総会 タッチ&マギー
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。駆け出しのフリーカメラマン・柴田は、ライターの立神と黒社会潜入取材のために返還直前の香港に飛んだ。情報屋からネタを仕入れ、ふたりは麻薬取引の現場の取材を開始したが、ひょんなことから殺人を目撃して黒社会から追われるハメになってしまう。柴田を女装させて新婚さんになりすまし、追手から辛くも逃げおおせたふたりは、“迷城夜総会”というナイトクラブに逃げ込んだ。夫婦マジシャン“タッチ&マギー”としてマジック・ショーに出演することになった立神と柴田は、奇術師・余の手引きでクラブの寮に身を隠し、香港脱出のチャンスを窺う。ところが、クラブの歌姫・コーラに柴田が一目惚れしてしまった。女装しているためにその思いは告げられないが、あろうことかコーラがタッチにべた惚れしてしまい、事態はさらにややこしくなる。しかも、柴田がタッチとはもうすぐ離婚すると言ってしまったことから、コーラはふたりの周りを必要以上にウロウロし始めた。だが、実は立神はホモで、彼はひそかに柴田を愛していたのである。3人はそれぞれに失恋を背負った。そんな折、ついに黒社会の手がクラブに迫る。偽造パスポートも届き、立神は日本へ戻ろうとするが、柴田はスクープ写真を撮るまでは帰りたくなかった。仕方なく、立神は全ての事情を知ったコーラたちに、ヤラセで黒社会相手の麻薬の取引をさせる。だが、それが黒社会にばれ、柴田たちはなんとか逃げのびたが、コーラとは哀しい別れを強いられた。香港を脱出した柴田はコーラとの別れに心を痛めるが、そんな彼に立神はこっそり撮っておいた“マギーが下着姿でランバダを踊るビデオ”を彼女に送っておいたと、彼を慰めてやる。
■解説
返還直前の香港に取材にやってきた日本人ライターとカメラマンが、黒社会に追われ逃走劇を繰り広げるドタバタ・コメディ。監督は「新 居酒屋ゆうれい」の渡邊孝好。原案・脚本は「熱帯楽園倶楽部」の一色伸幸。撮影を「SASORI IN U.S.A.」の渡部眞が担当している。主演は「シュート!」の香取慎吾と「バースデイプレゼント」の岸谷五朗に、香港映画界のトップ・アイドルで、日本映画初出演となるアニタ・ユン。
1997年5月31日 より
- 配給:東宝
- 製作国:日本(1997)
■スタッフ
監督 | 渡邊孝好 (ワタナベタカヨシ) |
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アクション監督 | ブルース・ロウ (Bruce Law) |
脚本 | 一色伸幸 (イッシキノブユキ) |
原案 | 一色伸幸 (イッシキノブユキ) |
プロデューサー | 奥田誠治 (オクダセイジ) 森重晃 (モリシゲアキ) |
制作代表 | 漆戸靖治 (ウルシドヤスハル) 大里洋吉 (オオサトヒロキチ) |
撮影監督 | 渡部眞 (ワタベマコト) |
アート・ディレクター | ヤウ・ワンミン |
美術 | 種田陽平 (タネダヨウヘイ) |
装飾 | 赤塚佳仁 (アカツカヨシヒト) 高畠一朗 (タカハタイチロウ) 田口貴久 |
音楽 | ファンキー末吉 (ファンキースエヨシ) |
主題歌 | 香取慎吾 (Shingo Katori) 岸谷五朗 (Goro Kishitani) アニタ・ユン (Anita Yuen) |
録音 | 瀬川徹夫 (セガワテツオ) |
音響効果 | 倉橋静男 (Shizuo Kurahashi) |
照明 | 鄒林 高坂俊秀 (コウサカトシヒデ) |
舞台照明 | 福士幸生 |
編集 | 冨田功 (トミタイサオ) |
衣裳 | 宮本まさ江 (Masae Miyamoto) 浜井貴子 (ハマイタカコ) |
アソシエイト・プロデューサー | 井上健 (イノウエ) 畠中達郎 (ハタナカタツロウ) |
ライン・プロデューサー | 和田康作 (ワダコウサク) 鄭振邦 |
監督補 | 祭主恭嗣 (サイシュヤスシ) |
スクリプター | 川野恵美 |
スチール | 原田大三郎 (Daisaburo Harada) |
舞台演出/振付 | ロッキー |
字幕 | 税田春介 (Shunsuke Zeita) |