映画検索
作品詳細
元気の神様
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。小学生のカイの父・雄二が死んで3年。彼は、母の真弓と父方の祖母と父の妹・由紀と一緒に暮らしていた。美容院を営む真弓は、一家の家計を支え毎日忙しい日々を送っている。そんなある日、カイの前に死んだ筈の父のゴーストが現れたのである。しかし、姿が見えるのはどうやらカイだけらしい。学校でいじめられいるカイを何かと励ましてくれる父。カイは初めてとも言える父との触れ合いの中で、父との写真を撮りたいと思うようになるが、なかなかうまくいかない。ところが、彼が雄二の友人で写真屋の木田の家に通ううち、カイの行状を心配する真弓と木田の距離が近づいていくのだった。「脱サラしてペンションを開きたい」そんな夢を叶えようと、生前に雄二が応募していた田舎の土地の入居期限を知らせる通知が真弓に届いた。父の夢を知ったカイは、ひとりでその土地を見に行くことを決行する。翌日、カイを心配した真弓が彼を迎えにくるが、同時に死神の使いであるピザ宅配便の青年がカイに迫っていた。雄二の邪魔でその時は事なきを得るが、数日後、カイは車の事故で病院に担ぎ込まれてしまう。手術は無事成功し、カイの命は助かる。しかし、人間の運命を操作した罪で、雄二はあの世へ引き戻されることになる。父との別れは淋しかったが、カイは一回り成長したように見えた。2年後、木田にプロポーズされた真弓は、それを受けるのだった。
■解説
シングルマザーといじめられっ子の息子、そんなふたりをゴーストになって見守る夫との関係を描いたハートウォーミング・コメディ。監督は「サディスティック・ソング」の中村幻児。脚本は「GOING WEST/西へ…」の川瀬晶子。撮影を戸澤潤一が担当している。主演は「鉄塔武蔵野線」の内山眞人、「林檎のうさぎ」の松田美由紀、「蘇える優作 『探偵物語』特別篇」の古尾谷雅人。
1998年6月13日 より
- 配給:ゼアリズエンタープライズ
- 製作国:日本(1998)
■スタッフ
監督 | 中村幻児 (ナカムラゲンジ) |
---|---|
脚本 | 川瀬晶子 (カワセアキコ) |
製作 | 増田久雄 (マスダヒサオ) 鈴木賢司 (スズキケンジ) |
プロデューサー | 玖保英明 (クボヒデアキ) 松木孝司 (マツキタカシ) |
撮影 | 戸澤潤一 (トザワジュンイチ) |
美術 | 細石照美 (Terumi Hosoishi) |
音楽 | 寺嶋民哉 (テラシマ) |
録音 | 林大輔 (ハヤシダイスケ) |
照明 | 安河内央之 (ヤスコウチヒロユキ) |
編集 | 北澤良雄 (キタザワヨシオ) |
衣裳 | TOKO (トーコ) |
ライン・プロデューサー | 玖保英明 (クボヒデアキ) 松木孝司 (マツキタカシ) |
制作担当 | 臼井正明 (ウスイマサアキ) |
助監督 | 杉野剛 (スギノツヨシ) |
スクリプター | 堀北昌子 |
スチール | 久井田誠 |
ビジュアルエフェクト | 松本肇 (マツモトハジメ) |