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作品詳細
直撃!地獄拳
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。非合法の手段で麻薬密輸シンジケートの捜査をして辞職した警視総監の嵐山は、退職しても麻薬組織追跡の手を緩めなかった。少数精鋭主義をとることにした嵐山は、三人のプロを雇った。現在は一匹狼の殺し屋だが、元は嵐山の配下だった隼猛、元合気道師範で、殺人を犯したために現在は死刑執行を待つ桜一郎、甲賀忍法宗家の摘子で拳法や空手の達人で、現在探偵事務所を経営する甲賀竜一の三人である。美人秘書の恵美を加えて、勢揃いしたメンバーは行動を開始した。最初の目標は、組織の日本総支配人のマリオ・水原である。嵐山の動きをキャッチした水原は、ニューヨークから、リングでは敵なし、と引退した殺人パンチャーのブレーザー西山ら凄腕の用心棒を呼んだ。隼は敵のガードがあまりにも完壁なのを配慮し、彼の後輩で空手道場師範の倉山田に応援を依頼した。麻薬取引の日、水原邸に忍び込んだ甲賀は、西山と激しい一騎射ちとなるが、水原の卑劣な手段で捕えられてしまう。だが、水原のやり方にプライドを傷つけられた西山は反発、逆に水原と対立した。その隙に甲賀は脱出に成功、かけつけた隼たちとともに麻薬の入った鞄を奪い取った。甲賀の忍術、倉山田の拳法、隼の頭脳がコンビネーションよく、水原邸脱出に成功、車をスタートさせた。だが水原は、直ちに配下数人を従え反撃に出た。疾走する二台の車は、激しいデッドヒートを展開。やがて断崖で、それぞれの技を力いっぱい出し合った凄まじい死闘の末、見事、甲賀たちは麻薬組織を壊滅させるのだった。
■解説
空手と甲賀忍法の達人が、国際麻薬密売組織に挑戦するアクション映画。脚本・監督は「現代任侠史」の石井輝男、撮影は「暴力街(1974)」の山沢義一がそれぞれ担当。
1974年8月10日 より
- 配給:東映
- 製作国:日本(1974)
■スタッフ
監督 | 石井輝男 (Teruo Ishii) |
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脚本 | 石井輝男 (Teruo Ishii) |
企画 | 矢部恒 坂上順 (サカガミスナオ) |
撮影 | 山沢義一 (ヤマサワヨシカズ) |
美術 | 藤田博 (フジタヒロシ) |
音楽 | 鏑木創 |
録音 | 小松忠之 (コマツタダユキ) |
照明 | 川崎保之丞 (カワサキヤスノジョウ) |
編集 | 祖田富美夫 (ソダフミオ) |
助監督 | 橋本新一 (ハシモトシンイチ) |
スチール | 加藤光男 (カトウミツオ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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千葉真一 (Sonny Chiba) | 甲賀竜一 |
下沢宏之 (シモサワヒロユキ) | 竜一の少年時代 |
郷英治 (ゴウエイジ) | 桜一郎 |
中島ゆたか (ナカジマユタカ) | 恵美 |
水島道太郎 (ミズシマミチタロウ) | 甲賀白雲斎 |
津川雅彦 (Masahiko Tsugawa) | マリオ・水原 |
白石襄 | ジャガー光田 |
J・ハーマンソン | コンドル |
W・ドーシー | ルーイン |
J・フェロー | カリー |
斎藤一之 (サイトウカズユキ) | 毛 |
安岡力也 (Rikiya Yasuoka) | ローンウルフ |
G・イリキアン | レオーネ |
B・ヨハンソン | カローネ |
団巌 (ダンイワオ) | ゴールデン・タイガー |
原田力 (ハラダ) | クレージー・ハーディ |
日尾孝司 (ヒオコウジ) | 陳文昌 |
リンダ | マーガレット |
名和宏 (ナワヒロシ) | 親分 |
芹明香 (セリメイカ) | 女 |
室田日出男 (ムロタヒデオ) | ボス |
伊達弘 (ダテヒロシ) | 監守長 |
沢田浩二 (サワダコウジ) | 監守 |
青木卓司 (Takuji Aoki) | 監守 |
河合絃司 (カワイゲンジ) | 館長 |
倉田保昭 (Yasuaki Kurata) | 倉山田 |
西城正三 (サイジョウショウゾウ) | ブレーザー・西山 |
池部良 (イケベリョウ) | 嵐山 |
佐藤允 (Makoto Sato) | 隼猛 |