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作品詳細

  • 七人若衆誕生

    (原題:Debut of the Seven Blades)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

−−高野山に俗界から逃れてひそむ寺小姓七人。みんな、過去にそれぞれ暗い陰を背負っていた。花之丞は心中の片割れ。主水は親を刺し、菊太郎は放火の罪を犯していた。久米之介は家老の息・伊吹卯之助を斬り、相愛の腰元お梅と別れてきたのだ。その頃、裕弁律師は山上最高の地位である法印の座を奪って金蔵の巨万の富を我が物にしようと企てた。菊太郎を男色にして一味に引きいれた。八弥が女人禁制の山へ恋人を引き入れると、裕弁は温厚な法印の反対を押しきり、彼を石籠詰の極刑に処した。法印の甥・有村主膳は裕弁一味の策謀を見抜き、小姓たちに剣をはげませた。久米之介は法印に従ってふもとの旅宿をおとずれたとき、お梅に再会した。そこがお梅の実家だった。久米之介はそれから度々山を抜けだし、お梅に会った。卯之助の兄・嘉右衛門は弟の仇を討つため山へ登った。久米之介の父武右衛門は息子の助命とひきかえに、一千両の公金横領の罪をひきかぶって切腹しようとしていた。久米之介は思い余り金蔵を破ろうとしたが、花之丞のために失敗し、土牢へ閉じこめられた。お梅は父の借財のため縁組を強いられていた。裕弁は久米之介に男色を迫り、断られると石牢詰にしようとする。久米之介は主膳らの助力で逃れた。彼はお梅を仮祝言の直前、連れだし、高野へ向うが、裕弁の追手に彼女を奪われた。主膳は彼を救ったが、山の悪人を滅すため、柴灯護麻祈願の夜に金蔵を破ることを決めた。が、菊太郎の内通で、主膳らは裕弁一味に奇襲されようとする。が、菊太郎はお菊を連れこんだ裕弁にシットし、主膳らに危機を知らせた。たちまち、高野山に乱闘が起る。久米之介はそのスキに千両箱を父のもとへ託し、その命を救った。−−悪人は亡びた。主膳と六人の小姓は、お菊と山をおりる久米之介を見送ったのである。



■解説

「呪いの笛」の共同執筆者安田重夫の脚本を、「勇み肌千両男」の倉橋良介が監督、服部幹夫が撮影した時代劇で、七人の新人がお目見えする。花ノ本寿・中山大介・川田浩三・松本錦四郎・林与一・大谷正弥・大谷ひと江がそれで、他に森美樹・福田公子・富士真奈美も出演している。

  • 1958年8月31日 より

  • 配給:松竹
  • 製作国:日本(1958)

■スタッフ

監督 倉橋良介 (クラハシリョウスケ)
脚本 安田重夫 (ヤスダシゲオ)
製作 坂井禅互
撮影 服部幹夫 (ハットリミキオ)
美術 桑野春英 (クワノハルヒデ)
音楽 木下忠司 (キノシタタダシ)
録音 川北武夫 (カワキタタケオ)
照明 蒲原正次郎 (カモハラショウジロウ)
編集 小林繁 (コバヤシシゲル)

■キャスト

俳優名 役名
花ノ本寿 (ハナノモトコトブキ)  成田久米之介
尾上菊太郎 (オノエキクタロウ)  父武右衛門
水原真知子 (ミズハラマチコ)  姉おさい
北原隆 (キタハラタカシ)  伊吹卯之助
松本錦四郎 (マツモトキンシロウ)  兄嘉右衛門
久保恵三郎 (クボケイザブロウ)  村上数馬
冨士眞奈美 (フジマナミ)  雑賀屋お梅
市川男女之助 (イチカワオメノスケ)  父与次右衛門
市川春代 (イチカワハルヨ)  母お琴
明石潮 (アカシウシオ)  法印
森美樹 (モリミキ)  有村主膳
四代目澤村國太郎 (Kunitaro Sawamura)  裕弁律師
永田光男 (ナガタミツオ)  道信
七代目嵐徳三郎 (アラシトクサブロウ)  小姓菊太郎
大谷正弥   小姓花之丞
中山大介 (ナカヤマダイスケ)  小姓主水
川田浩三 (カワタコウゾウ)  小姓右門
田中則男 (タナカノリオ)  小姓左近
保田修   小姓彦太
林与一 (ハヤシヨイチ)  八弥
海江田譲二 (カイエダジョウジ)  伊吹重太夫
小川虎之助 (オガワトラノスケ)  美濃屋作右衛門
福田公子 (フクダキミコ)  お豊
青山宏 (アオヤマヒロシ)  三次
桂小金治 (カツラコキンジ)  文福

愛がなんだ









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