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作品詳細
とられてたまるか!?(1994)
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。区役所に勤める唯野一太郎は郊外の分譲地にようやく念願のマイホームを建てた、平凡な中年公務員。だがその家に泥棒に入られたことから一太郎の日常は一変してしまった。妻ゆり子と2人の子供、里香と祐太に一家の大黒柱としての権威を示したい一太郎は、玄関には頑丈な鍵、最新の警備装置、番犬のゴジと万全の準備をするが、同じ泥棒にまんまと入られ逆に権威失墜。さらに3度目の襲撃を受け、里香のコンサートチケットを奪われてしまう。里香からはこれ以上こんな家に住めないと言われる始末だが、この家は俺が守ると一太郎は格闘技を習い始め、家もさながら要塞のごとく化していく。そんな彼の姿にどうやらコンピュータ・ソフトのプログラマーらしい泥棒も不敵な笑みを浮かべ満足そうな様子。数回の攻防を経て、いよいよ運命をかけた最後の戦い。「今夜、行くから」という泥棒の電話に応え、一太郎は家族を義父のもとに預け、一人待ち構える。はたしてやって来た泥棒との攻防の末、遂に彼を捕まえた。一太郎と泥棒の間には、ゲームを戦った奇妙な友情のごときものも生まれていた。そして翌朝、家に戻ってきたゆり子たちが見たのは、倒れかかる壁を必死に押さえようとしている、たくましい父親の姿であった。
■解説
念願のマイホームを同じ泥棒に何度も襲われるサラリーマン・パパの死闘を描くファミリー・コメディ。監督は「さまよえる脳髄」の萩庭貞明。原作(鳥影社・刊)・脚本は「国会へ行こう!」の斉藤ひろし、撮影は高瀬比呂志が担当。
1994年6月4日 より
- 配給:東宝
- 製作国:日本(1994)
■スタッフ
監督 | 萩庭貞明 (ハギニワサダアキ) |
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脚本 | 斉藤ひろし (サイトウヒロシ) |
原作 | 斉藤ひろし (サイトウヒロシ) |
企画 | 堀口壽一 (ホリグチトシカズ) |
製作 | 村上光一 (ムラカミコウイチ) |
プロデューサー | 小川晋一 (オガワシンイチ) 茂庭喜徳 |
撮影 | 高瀬比呂志 (タカセヒロシ) |
美術 | 斎藤岩男 (Iwao Saito) |
音楽 | 井上尭之 (イノウエタカユキ) |
歌 | J−WALK (ジェイ・ウォーク) |
録音 | 中村淳 (ナカムラジュン) |
照明 | 高柳清一 (タカヤナギセイイチ) |
編集 | 冨田功 (トミタイサオ) |
助監督 | 久保寺和人 (クボデラカズヒト) |
スクリプター | 赤澤環 (アカザワタマキ) |
スチール | 笹田和俊 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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武田鉄矢 (Tetsuya Takeda) | 唯野一太郎 |
田中美佐子 (Tanaka Misako) | 唯野ゆり子 |
吉田雅子 (ヨシダマサコ) | 唯野里香 |
森田洸輔 (モリタ) | 唯野祐太 |
阿藤快 (アトウカイ) | 植木刑事 |
益岡徹 (Toru Masuoka) | 向井川の兄 |
桜金造 (サクラキンゾウ) | 高見巡査 |
光石研 (Ken Mitsuishi) | 向井川 |
梅津栄 (ウメヅサカエ) | 相談じいさん |
螢雪次朗 (Yukijiro Hotaru) | 食材店店主 |
七瀬なつみ (ナナセナツミ) | 真美 |
野際陽子 (Nogiwa Yoko) | 小百合 |
丹波哲郎 (Tetsuro Tanba) | 豊春 |
明石家さんま (アカシヤサンマ) | 泥棒 |