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作品詳細

  • 土俵の鬼たち

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

平成5年、鬼と呼ばれた男、第45代横綱・若乃花こと二子山親方が土俵を去った。私人花田勝治に戻った彼はその半生を回想する。昭和9年の室戸台風により家業のリンゴ園を失った花田一家は室蘭へ移住。父・宇一郎が招集を受けた後、瓦運びの仕事をして母・きゑと幼い兄弟を助ける勝治は、父が傷痍軍人となって帰還してからは一家の大黒柱に。昭和21年、巡業にやってきた二所ノ関部屋の2人の力士を打ち負かした勝治は大ノ海にスカウトされ、いよいよ東京へ、力士としての道を歩む。力道山らの厳しい稽古にはさすがに音をあげるが、そのかいあってメキメキ実力をつけた勝治は四股名を若乃花とし、昭和24年には十両、25年春場所には新入幕でいきなり敢闘賞。26年、鹿志村香代子と結婚、27年には長男勝雄、30年には長女幸子が生まれる。喧嘩別れ同然に二所ノ関部屋を独立した大ノ海について巡業を行なうさなか、父の逝去に見舞われるが、昭和30年には大関に昇進、翌31年に待望の初優勝を果たす。そんな喜びの絶頂の中、長男勝雄が全身火傷で死亡してしまう。悲しみのどん底の中にも関わらず土俵入りを続ける勝治も遂に高熱がたたり倒れる。だが、数々の苦難を乗り越え、昭和33年に横綱昇進。以後、ライバル栃錦との勝負は常に優勝をかけて争う一番となり「栃若時代」と称された。そんな彼の後を継いで、弟の満が貴ノ花として、また甥の勝と光治がそれぞれ若花田と貴花田として土俵に上がっていった。私が土俵の鬼なのではなく、土俵にこそ鬼がいるのだと語る勝治の相撲への情熱は、今も失われていない。



■解説

若貴兄弟の伯父であり、二子山親方の兄である、戦後の相撲界を席捲した第45代横綱・若乃花幹士(現花田勝治)の″土俵の鬼″と呼ばれた半生を描く長編実話アニメ。岡本文良の同名小説(金の星社・刊)を原作に、吉永尚之が監督。モデルとなった花田自身の監修、日本相撲協会推薦のアニメで、ナレーションも緒形拳が務めるほか、豪華な声優陣も話題となった。

  • 1994年5月21日 より

  • 配給:松竹
  • 製作国:日本(1994)

■スタッフ

監督 吉永尚之 (ヨシナガナオユキ)
演出 青木康直 (オキ)
監修 花田勝治
脚本 岸宗生 (キシ)
原作 岡本文良 (オカモト)
企画 山之内光子 (ヤマノウチミツコ)
製作 佐藤光夫 (サトウミツオ)
プロデューサー 室岡信明 (ムロオカノブアキ)
キャラクター・デザイン 阿部卓司 (アベタクジ)
撮影 吉田光伸 (ヨシダミツノブ)
美術 小山俊久
音楽 大谷幸 (オオタニコウ)
音楽プロデューサー 吉田勝一 (ヨシダ)
森進一 (モリシンイチ)
音響監督 斯波重治 (シバシゲハル)
編集 岡安肇 (オカヤスハジメ)
出演(声) 三木のり平 (ミキノリヘイ) 峰野勝成 山崎裕太 (ヤマザキユウタ) 根津甚八 (Jinpachi Nezu) 荒勢 (アラセ) 杉山邦晴 (スギヤマ) 川谷拓三 (カワタニタクゾウ) 丘みつ子 (オカミツコ)
ナレーション 緒形拳 (Ken Ogata)

愛がなんだ









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