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作品詳細
APOAPOワールド ジャイアント馬場90分1本勝負
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。ある日、ジャイアント馬場の元に、親友のキングマルチノの引退の知らせが入った。試合中に乱入して来た極悪覆面レスラーのドワルスキーとその一味によって大怪我をさせられたのだという。仇を討とうとはやる弟子たちを、馬場は「プロレスは喧嘩じゃない」とたしなめる。ところが、巡業に出た全日本プロレスの面々を乗せたバスが事故にあったり、テレビ出演した馬場が怪我をしそうになったりと、馬場の周囲にも不穏な動きが感じられ始めていた。そして、馬場の住むプロレス町の住人がドワルスキーの手下・ブラッディたちににひどい目にあわされ、愛犬のチョップが殺されてしまうと、さすがの馬場も我慢が限界に達し、ドワルスキーたちとの試合を受けることにした。ところが試合当日、ラッシャー木村とのタッグで試合に臨もうとしていた馬場は、リムジンごと火山島に連れ去られてしまった。試合開始の時間になっても現れない馬場の代わりに、木村はひとりで試合を挑む。だが、2対1ではかなうはずもなく、木村はこてんぱんに痛めつけられた。その時、火山から脱出して、海を渡り、山を越え、渋滞に巻き込まれつつも三輪車をローラースケート代わりにして駆けつけた馬場が、リングに現れた。手下の卑怯な手口を知ったドワルスキーも、馬場との真剣勝負に臨む。様々な技の応酬の果て、最後は馬場の16×2=32文キックが勝負を決めた。こうして、プロレスの名誉を守った馬場は、勝利の雄叫びを上げるのであった。「アポッ」と。
■解説
プロレスラー、ジャイアント馬場と彼が率いる全日本プロレスの面々が、極悪非道の覆面レスラーたちと名誉を賭けた試合を繰り広げる汗と涙とギャグ満載のアニメーション。監督はやすみ哲夫、脚本は「地獄堂霊界通信」の菅良幸と「螢II 赤い傷痕」の田部俊行。
1996年6月15日 より
- 配給:松竹
- 製作国:日本(1996)
■スタッフ
監督 | やすみ哲夫 (ヤスミテツオ) |
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脚本 | 菅良幸 田部俊行 |
原案 | 桜井妙子 (サクライタエコ) |
企画 | 八木ケ谷昭次 (ヤギガヤショウジ) 中沢敏明 (ナカザワトシアキ) 辻本幸七 (ツジモト) |
プロデューサー | 中島進 (ナカジマススム) 西村大志 (ニシムラ) 星邦樹 (ホシクニキ) |
キャラクター・デザイン | 河南正昭 |
作画監督 | 河南正昭 |
撮影監督 | 古林一太 |
美術監督 | 河野次郎 |
音楽 | 馬飼野康二 (マガイノコウジ) |
主題歌 | 翔 (ショウ) |
音響監督 | 本田保則 |
出演(声) | 山寺宏一 (ヤマデラコウイチ) 水谷優子 (ミズタニユウコ) 野沢那智 (Nachi Nozawa) 千葉繁 (チバシゲル) 堀内賢雄 (Kenyu Horiuchi) 富山敬 (トミヤマケイ) 緒方賢一 (オガタケンイチ) 茶風林 (チャフウリン) 増岡弘 (マスオカヒロシ) 徳光和夫 (トクミツカズオ) |