映画検索
作品詳細
That’sカンニング! 史上最大の作戦?
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。日本理科大学の教室では、有機化学の試験が実施されていた。今どきの女子大生・森下由美や学生寮シグマハウスの男子学生たちは、様々な手口のカンニングでそれに臨む。だが、亀井のカンニングが右田教授にバレてしまい、亀井は無期停学処分となった。シグマハウスを潰してそこにホテルを建設しようともくろんでいる右田は、その事件をきっかけに学生寮廃止論を教授会に訴える。その結果、寮の存続は学生たちの次の試験の成績次第ということになってしまった。寮の危機に、学生たちは猛勉強で試験に臨もうとするが、しょせんはつけ焼き刃。そこで、シグマハウス唯一の真面目学生で、みんなのまとめ役の木村見次は、試験にカンニングで臨むことを提案する。一方、右田に取り入って何か情報を得ようとしていた由美は、右田が鯰田教授の論文を盗んで学会に発表しようとしていることを掴んでいた。試験当日、由美の活躍で問題を事前に得ていたシグマハウスの面々は、鯰田教授の助手・的中の手も借りて、突拍子もない一大カンニング作戦で試験をこなしていった。しかし、最後の有機化学の試験に出された問題は、由美の情報とは全く別のものだった。もはやこれまでかと思った瞬間、学生たちは鯰田教授の発明した太陽フレアに反応する特殊液体で難を逃れた。その後、右田の悪巧みが露見して、寮は存続されることになったが、同時に学生たちのカンニングもバレてしまい、彼らの留年も決まる。由美だけは保母になるという夢をかなえるために大学を中退し、高校時代から胸に秘めていた見次への気持ちを告白するのだった。
■解説
出来の悪い学生たちが、老朽化した伝統ある学生寮の存続をめぐって、悪徳教授との試験の勝負にカンニングで立ち向かっていく様を描いた青春コメディ。監督は「ぼくらの七日間戦争」の菅原浩志。谷俊彦の原作『東京都大学の人びと』を脚色したのは、「とられてたまるか!?」の斉藤ひろし。撮影は「CAB」の栢野直樹が担当している。主演は「首領を殺った男」の山口達也と、映画初出演となる人気絶頂のシンガー・安室奈美恵。
1996年8月10日 より
- 配給:東映
- 製作国:日本(1996)
■スタッフ
監督 | 菅原浩志 (スガワラヒロシ) |
---|---|
脚本 | 斉藤ひろし (サイトウヒロシ) |
原作 | 谷俊彦 (タニトシヒコ) |
製作総指揮 | 松下千秋 (マツシタチアキ) 佐藤信彦 (サトウノブヒコ) |
企画 | 重村一 (シゲムラハジメ) 久板順一朗 (ヒサイタジュンイチロウ) |
プロジェクトプロデューサー | 宅間秋史 (タクマアキフミ) |
プロデューサー | 小林壽夫 (コバヤシトシオ) 小牧次郎 (コマキジロウ) 宮澤徹 (ミヤザワトオル) |
撮影 | 栢野直樹 (カヤノナオキ) |
美術 | 沖山真保 (オキヤママホ) |
音楽 | 佐橋俊彦 (サハシトシヒコ) |
主題歌 | TOKIO (TOKIO) 安室奈美恵 (アムロナミエ) |
録音 | 桜井敬悟 (サクライ) |
整音 | 小野寺修 (オノデラオサム) |
照明 | 長田達也 (オサダタツヤ) |
編集 | 冨田功 (トミタイサオ) |
衣裳 | 佐藤ミサキ (サトウミサキ) 藤沢まさみ |
ラインプロデューサー | 渡井敏久 |
助監督 | 前田哲 (マエダテツ) |
スクリプター | 甲斐哲子 (Tetsuko Kai) |
スチール | 野上哲夫 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
山口達也 (ヤマグチタツヤ) | 木村見次 |
安室奈美恵 (アムロナミエ) | 森下由美 |
升毅 (Takeshi Masu) | 右田教授 |
由利徹 (ユリトオル) | 珍さん |
荒木定虎 (アラキ) | 亀井鶴之助 |
宝井誠明 (タカライマサアキ) | 中松匠 |
葉山力樹 (ハヤマ) | 利根川翔 |
藤木直人 (Naohito Fujiki) | 江崎忍 |
山本太郎 (Taro Yamamoto) | 力丸一道 |
麿赤児 (マロアカジ) | 鯰田教授 |
松尾貴史 (マツオタカシ) | 的中助手 |
徳井優 (Yu Tokui) | 小峰助手 |
白島靖代 (シラシマヤスヨ) | 水谷礼子 |
中村嘉葎雄 (Katsuo Nakamura) | 徳田学長 |
西沢利明 (ニシザワトシアキ) | 吉良理事長 |