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作品詳細

  • うしろの正面だあれ

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

昭和15年。東京本所区(現・墨田区)に住む八才のかよ子は、五代続いた釣竿店の娘で、働き者の両親と、三人の兄、祖母の愛情に包まれて、明るく健やかに育っていた。昭和16年、弟の誕生に姉である喜びを実感するかよ子だったが、12月8日、日本は太平洋戦争に突入し、町には出征兵士を見送る光景が見られるようになる。昭和19年6月、B29爆撃機の来襲が頻繁になり、かよ子はたった一人で沼津の伯母の所へ縁故疎開することになる。そして、昭和20年3月9日の夜、沼津で箱根の山脈ごしに真っ赤に燃える東京の空を見るかよ子は、この大空襲で父も母も兄二人と弟、祖母の家族六人が死んだことを、唯一生き残った兄・喜三郎から聞かされるのだった。そんな絶望の中で敗戦を迎え、親せきの家を転々としたかよ子は、本所の焼け跡で思い出の品の残骸を拾い、かつてこの辺りで「うしろの正面だあれ」と歌って遊んだ友達や家族のことを想い、泣き続けた。そんな時、ふっと「かよ子は明るく人に好かれる子だからだいじょうぶ。自信をもたなきゃね」と、いつも励ましてくれた母親の言葉がよみがえってくる。そして、この言葉をかみしめながら、死んだ家族のためにも生き抜こうと決心したかよ子は、明日に向かって一歩一歩踏みしめ、歩きだすのだった。



■解説

東京大空襲によって家族を失った少女が自立していく姿を感動的に描くアニメ。海老名香葉子原作の同名小説の映画化で、脚本・監督は「火の雨がふる」の有原誠治。共同脚本は今泉俊昭。作画監督は小野隆哉がそれぞれ担当。

  • 1991年3月9日 より

  • 配給:スペース映像
  • 製作国:日本(1991)

■スタッフ

監督 有原誠治 (アリハラセイジ)
脚本 今泉俊昭 (イマイズミトシアキ) 有原誠治 (アリハラセイジ)
原作 海老名香葉子 (エビナカヨコ)
企画 鳥山英二 (トリヤマエイジ) 寺島鉄夫 (テラシマテツオ) 有原誠治 (アリハラセイジ)
製作 国保徳丸 瀬戸義昭 (セトヨシアキ) 西村豊治 橋本湛匡 伊藤叡 (イトウ)
作画監督 小野隆哉 (オノ)
撮影監督 諫川弘
美術監督 小林七郎 (コバヤシシチロウ)
音楽 小六禮次郎 (コロクレイジロウ)
主題歌 白鳥英美子 (シラトリエミコ)
音響監督 明田川進
編集 尾形治敏 (Harutoshi Ogata)
出演(声) 三輪勝恵 (ミワカツエ) 若本規夫 (ワカモトノリオ) 池田昌子 (Shoko Ikeda) 海老名泰孝 (エビナヤスタカ) 佐々木望 (ササキノゾム) 野沢雅子 (ノザワマサコ) 柳沢三千代 (ヤナギサワミチヨ) 沼波輝枝 (ヌマナミテルエ)

愛がなんだ









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