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作品詳細

  • モンゴリアンB・B・Q

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

とある刑務所の表、ゲートの前に止められた車の中で健とアキちゃんが精二の出所を待っていた。そして刑務官に連れられて出て来る精二にシャンパンを抜き、出所を祝う健。だが二人には会わなくてはならない女とその子供がいた。由緒ある狂言師の家に生まれた健は、舞扇師の家に生まれた精二と共に兄弟のように育ち修業を続けてきた。やがて精二は扇師としての道を歩み始めるが、保守的な伝統の世界を飛び出そうとした健はそれによって通い始めたバレエスタジオで七重と出会い、恋におちる。健から七重を紹介された精二はある直感で結ばれるが、健はそれに気付きながらも不安と同時に奇妙な安堵感を抱いていた。こうした不思議な愛情で結ばれる三人に、ある日子供ができる。そして七重の出産が近づいた時、健を横に乗せ無免許で車を疾走させていた精二は、七重の目の前で彼女の両親をひいてしまう。六年後、出所した精二と健は、精二を逮捕した警官の建守さんのいる交番を訪ねる。彼は娘の真魚ちゃんの合図を得ては、紐つきの警棒を投げて暴走する車やバイクを仕止めていた。そして、七重と再会した健と精二は、澄んだ瞳と背中に青いアザを持つ息子の一太郎を交えて、サナトリウムの庭で親子四人で遊ぶ。辛い現実を飛び越えてやって来たかのような一太郎の姿を目にした健と精二は、その新しい子供達の国を造ろうとする。そして遂にその時がやって来た。銀行の貸金庫に押し入る健、精二、七重は札束を抱えて逃走し、三人を乗せた車は建守さんの交番に向かって飛び込んでいく。その時、不意に健の身体がワイヤーロープで釣り上げられた。空を舞うように飛んでいく健。そのクレーン車を操縦していたのは一太郎だった。



■解説

現実と伝統のはざまで悩み、苛立ち、青春を彷徨う男女の姿を描く。脚本・監督は新人の三輪誠之。撮影は「鉄拳」の笠松則通がそれぞれ担当。

  • 1990年12月14日 より

  • 配給:エンボディメント・フィルムズ
  • 製作国:日本(1990)

■スタッフ

監督 三輪誠之
脚本 三輪誠之
企画 エンボディメント・フィルムズ
製作 鵜之沢伸 (ウノサワシン) 浅賀孝郎
プロデューサー 森恭一 (Kyoichi Mori) 杉崎隆行 (スギサキ)
制作 エンボディメント・フィルムズ
撮影 笠松則通 (カサマツノリミチ)
美術 高橋章 (タカハシアキラ)
音楽 マーティー・ライトハイザー
録音 辻井一郎 (ツジイイチロウ)
照明 西池彰
編集 島村泰司 (シマムラ)
助監督 山仲浩充
スチール 奥川彰

■キャスト

俳優名 役名
筧利夫 (Toshio Kakei)  蓮沼健
隈井士門   榊精二
杉山亜矢子 (スギヤマアヤコ)  阿部七重
藤本聖名子   アキちゃん
白竜 (ハクリュウ)  建守さん
竹内馨 (タケウチカオリ)  一太郎
星野真理 (ホシノマリ)  真魚ちゃん
吾妻大介 (アズマダイスケ)  子供たち
川崎慎司 (カワサキシンジ)  子供たち
中西里奈 (ナカニシリナ)  子供たち

愛がなんだ









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