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作品詳細
おあずけ
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。人工子宮によって誕生した二人の少女・七重と由美は一風変わった家庭環境に育ちながらも、優しい母親たちに囲まれて明るく健やかに成長していた。一見ごく普通の女の子だが実はこの二人、生まれながらにしてテレパスやテレポートなどの超能力を持っていた。そんな二人が高校生になったある日、彼女たちは、遺伝子上の父親であり、ECCOの天才科学者・山口仁の存在を知る。そしてその山口は醜くねじれた劣等感の固まりで、底知れぬ悪意に満ちたサイコ・パワーの持ち主だった。そんな折り、七重と由美は山口が創り出したヘテロやゾンビに襲われていた狼人間を助ける。「おあずけ」という名前をもつ彼・茂に恋する二人。しかし「おあずけ」もまた山口の遺伝子操作によって作り出された不幸なミュータントであった。それによって山口の醜くねじれた劣等感の意味とECCOの恐ろしい企みがわかった七重と由美は、実の父親である山口と全面対決することになっていく。そしてそんな時「おあずけ」が山口の手に捕まり殺されてしまうのだった。初恋の人を殺されてしまい、遂に怒った七重と由美は自らの超能力を使い、死斗の末、山口を倒すのだった。
■解説
バイオテクノロジーによって生まれた二人の少女とサイコパワーを持つ悪意に満ちた科学者との対決を描く。脚本は「ほしをつぐもの」の小水一男が執筆。監督は新人の内田琢磨。撮影は花田三史がそれぞれ担当。
1990年11月10日 より
- 製作国:日本(1990)
■スタッフ
監督 | 内田琢磨 (ウチダタクマ) |
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脚本 | 小水一男 (Kazuo Komizu) |
製作総指揮 | 静野謹孝 |
企画 | 榎本靖 (エノモトヤスシ) 進藤哲和 (シンドウテツカズ) |
プロデューサー | 榎本靖 (エノモトヤスシ) 細石照美 (Terumi Hosoishi) 市山隆治 |
撮影 | 花田三史 |
美術 | 平井淳郎 (ヒライ) |
音楽 | 中村水青 |
主題歌 | 桜井幸子 (サクライサチコ) |
録音 | 横溝正俊 (ヨコミゾマサトシ) |
照明 | 小島真二 (コジマシンジ) |
編集 | 村本勝 (ムラモトマサル) |
監督補 | 伊藤聡 (イトウサトシ) |
助監督 | 出射均 |
スチール | 堂地勝巳 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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桜井幸子 (サクライサチコ) | 岡本七重 |
中川彩 (ナカガワアヤ) | 岡本七重(子役) |
新島弥生 (ニイジマヤヨイ) | 田村由美 |
大西史子 (オオニシフミコ) | 田村由美(子役) |
朝丘雪路 (アサオカユキジ) | 田村桂子 |
木野花 (Kino Hana) | 岡本あゆみ |
志水季里子 (シミズキリコ) | 岡本ゆかり |
亜湖 (アコ) | 岡本さえこ |
風祭ゆき (カザマツリユキ) | 岡本よしこ |
川野太郎 (カワノタロウ) | 山口仁 |
中尾学 | 中井茂 |
森永奈緒美 (モリナガナオミ) | アマゾネス |
丸山保正 | トカゲ人 |
名波武晴 | ゾンビ |
有沢美樹 (アリサワミキ) | ヘテロクロミア |
山下健太 (ヤマシタケンタ) | 金銀妖瞳 |
岡田優奈 (オカダ) | 栗原麗子 |
浅見真由美 (アサミマユミ) | 青井洋子 |
柳原愛子 | 西丘あすか |
西崎文 | 小松めぐみ |
倉垣由美子 (クラガキユミコ) | レジーのおネーさん |
ふじわら哲平 (フジワラテッペイ) | 郵便配達 |
ビートきよし (ビートキヨシ) | ヘンなおじさん |
丹古母鬼馬二 (タンコボキバジ) | 教師 |