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作品詳細

  • 恋は緑の風の中

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

純一は東京近郊の住宅地にある中学校の二年生。中流家庭のひとりっ子である。母夏子は、若くて美しく、解放的だ。純一が秘そかに想いを寄せている八百屋の娘雪子の父が交通事故に会い、彼女が店を手伝わなければならなくなった。雪子のテキパキと働く姿を見た純一は、時々、店を手伝うことにした。藤井先生の保健の時間、男女の性の違いについて、純一たちは昂奮し、騒ぎたてる。純一の家庭はなごやかである。純一の誕生日、ワイワイ騒いだクラス・メートたちが帰った後、純一は、ふと母に異性を感じ、唇をあわせた。夏休み。雪子の店でアルバイトをする純一は、配達の途中、林の中で雪子との将来を語り合った。その時チンピラが二人を襲った。純一は自ら傷つきながらも雪子を救った。病院にかつぎ込まれた純一は誇らし気だった。退院した純一の家に、同級生の花枝が見舞いに来て「あたしの体、あげる!」と迫るが、純一は断った。その夜、純一は夢を見た。林の中で、天使のような雪子を襲いかかったのだ。純一は、射精して目が覚めた。「おれは汚ねえ!」純一はこぶしで自らを叩いた。数日後、雪子は、父が再起不能のために田舎へ越すことになった。純一は、雪子をせめて中学卒業まで、家に下宿させるように夏子に頼むが、夏子はとりあわない。純一は家を飛び出し、親友の武たちに協力してもらい、レンガ工場跡地にある廃屋に「雪子の部屋」を作った。だが、そこへ教師と母親たちが踏み込んで来て、大人と子供の対立となった。雪子はその時、思い出の林をさまよっていた。やっと雪子を探しあてた純一は、必死にはげまし、初めて激しく抱きあった。「雪子の部屋」に戻った雪子は、明るく田舎へ行く決心を皆に語った。驚いた純一は、小川のほとりで一人泣いた。向こう岸に雪子がいた。二人は見つめ会いながら川ぶちを歩く。雨が降り始めた……。



■解説

中学生の愛と性のめざめを正面からとりあげて描いた異色青春映画。脚本はいえきひさこ、監督は「ひとりっ子」の家城己代治、撮影は佐藤昌道がそれぞれ担当。

  • 1974年11月23日 より

  • 配給:東宝
  • 製作国:日本(1974)

■スタッフ

監督 家城巳代治 (Miyoji Ieki)
脚本 いえきひさこ
製作 家城巳代治 (Miyoji Ieki) 加藤正夫 (カトウマサオ)
撮影 佐藤昌道 (サトウマサミチ)
音楽 アリス
録音 加藤一郎 (カトウイチロウ)
照明 飯塚茂 (イイヅカシゲル)
編集 堀江貞子 (ホリエサダコ)
助監督 飯泉征吉
スチル 山本耕二

■キャスト

俳優名 役名
佐藤佑介 (サトウユウスケ)  愛川純一
水野久美 (ミズノクミ)  愛川夏子
福田豊土 (フクダトヨト)  愛川道夫
原田美枝子 (Mieko Harada)  松島雪子
三由茂   松島松三
阿部百合子 (アベユリコ)  松島清子
江崎真   志村武
崎田和子   志村らく子
溝呂木雄浩   大沢三郎
和気ますみ   池谷花枝
上野めぐみ (ウエノメグミ)  池谷ゆり
相沢裕子   池谷えみ子
稲葉義男 (イナバヨシオ)  教頭先生
左右田一平 (ソウダイッペイ)  石山先生
三田佳子 (Yoshiko Mita)  藤井先生
山口容子   若い女の先生
高橋博久   若者
篠原克也 (シノハラカツヤ)  菅沼
鶴島洋二   戸山
吉田晋吉 (ヨシダシンキチ)  久夫
加藤道夫 (カトウミチオ) 
野沢晶則   前田
池田健一郎 (イケダケンイチロウ) 
根岸宮子 (ネギシミヤコ)  戸山の母
芝田陽子 (シバタヨウコ)  前田の母
相生千恵子   ユリの母
川村千鶴 (カワムラチヅル)  太の母
町田淑子   久夫の母
大関みゆき (オオゼキミユキ)  美子
岸谷善子   美子の母
西堀鈴江   えみ子の母
浜村純 (ハマムラジュン)  工場の管理人
白井育子   花枝の姉
赤津進   山村

愛がなんだ









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