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作品詳細

  • 愛の濃淡

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

西銀座の洋装店「ペル」では、デザイナーの越島小織のアシスタント・森子と実世子が、いま帰った客の紺野えり美の美しさについて語り合っていた。だが、えり美は街の売春婦であり、「ペル」の帰途に偶然逢った、小織の弟・正彦をも誘惑しようとして断られた。その正彦は森子に愛情を感じ、森子も同じ感情をもっていた。正彦とナイトクラブに行った森子はそこに老紳士・水沢と遊びに来ていたえり美と逢い、正彦から、えり美の素性を聞かされ驚いた。ある夜、正彦のアパートにえり美が訪れてきた。用件は、正彦も知っている水沢に、自分の素性を明かさないでくれというのだ。えり美は水沢には自分がドレメに通う娘だと偽っていた。正彦は同情し、えり美も理解ある正彦に激しく燃えるものを感じた。彼女は仲好しのロロに、水沢との関係を清算したいと洩らした。森子は、小織のデザイン展示会の仕事で京都へ行き「ペル」の後援者・芦岡夫人の邸に滞在することになった。夫人の息子で学生の滋は、森子にしつこくつきまとった。正彦が展示会を観るかたわら森子に逢いに京都へきた。その夜、自分のホテルに森子を誘い、泊って行けと勧めた。悪どいやり方の滋のもとへ森子を帰したくなかったのだ。が、正彦のポケットから落ちたえり美の手紙を見た森子は憤然とホテルを出た。東京へ帰った彼女は滋の求婚を受けた。一方、えり美は、どうしても別れられぬという水沢を振切って、正彦のもとへ向った。水沢は彼女を刺し、自分も死んだ。駆けつけた正彦の暗然たる姿を見て、森子もいまは、彼の本当の愛情を知るのであった。



■解説

舟橋聖一の同名小説を、「みみずく説法」の共同脚色者の一人・長瀬喜伴が脚色、「幸運の階段」の岩間鶴夫が監督したメロドラマ。撮影も同じく「幸運の階段」の小杉正雄。

  • 1959年1月28日 より

  • 製作国:日本(1959)

■スタッフ

監督 岩間鶴夫 (イワマツルオ)
脚色 長瀬喜伴 (ナガセキハン)
原作 舟橋聖一 (フナバシセイイチ)
製作 小松秀雄 (コマツヒデオ)
撮影 小杉正雄 (コスギマサオ)
美術 熊谷正雄 (クマガイマサオ)
音楽 加藤三雄 (カトウミツオ)
録音 小尾幸魚 (オビサチオ)
照明 加藤政雄 (カトウマサオ)
編集 杉原よし (スギハラヨシ)

■キャスト

俳優名 役名
岡田茉莉子 (Mariko Okada)  紺野えり美
鳳八千代 (オオトリヤチヨ)  森子
大木実 (オオキミノル)  越島正彦
水戸光子 (ミトミツコ)  越島小織
高野真二 (タカノシンジ)  芦岡滋
宮城千賀子 (Chikako Miyagi)  芦岡夫人
宇佐美淳也 (ウサミジュンヤ)  水沢
美輪明宏 (ミワアキヒロ)  ロロ
小野良   安芸
柴世津子 (シバセツコ)  美世子
二宮照子 (ニノミヤテルコ)  森子の母
伊久美愛子 (イクミアイコ)  ペリのお針子
南郷佑児 (ナンゴウユウジ)  タクシーの運転手
日向三平 (ヒナタサンペイ)  ホテルのボーイ
松野日出夫 (マツノヒデオ)  ホテルのボーイ

愛がなんだ









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