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作品詳細

  • ろまん化粧

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

美容師の小梶女史がフランスから帰ってきた。空港で、女史の美容雑誌の編集記者・掛井三重子は、東都新聞の記者・真木と知り合い、彼にひかれた。三重子の友・木塚早苗はヘアモデルをやっていたが、病いに倒れた。その弟・隆の就職の世話を、三重子はヘアコンテストで再び会った真木に頼んだ。隆は週刊東都に就職でき、その就職祝いの夜、三重子は送られた隆に唇を奪われた。隆は前から彼女を慕っていたのだ。その直後、真「が闕席を」びに訪ねてきた。−−小梶女史は三重子に、バー「マヌカン」であった青年実業家風間を取りもとうとした。三重子にはそんな気はなかった。“ミス・レインボウ・コンテスト”で、三重子は真木の友人・田島から加宮久美子という美しい娘を紹介された。真木の奥さんの妹だという。三重子の心は動揺した。−−隆は三重子の愛を得られぬことにいらだち、同僚の住原まゆみといつか愛欲の生活を送るようになった。まゆみは彼にうちこんだ。が、隆は日ごとに冷くなった。彼の愛している女が他にいると知り、まゆみは自殺を図った。真木は心配し、三重子から彼に忠告するよう言った。隆の姿はどこにもなかった。隆は週刊東都をやめ、自動車のセールスマンになっていた。三重子は大阪の発表会の帰途、熱海で彼に偶然会ったのだ。そこで、久美子と小梶女史の夫・栄之助が腕を組んでいるのを見た。真木は三重子に自分の妻のこと話した。二年前に死んだが、まだ忘れかねていると。彼は三重子が風間と婚約していると思っていた。風間は「マヌカン」の女給になったまゆみと出来ているという噂だ。まゆみは三重子を憎んでいた。彼女を卑怯者とののしり、自分の気持に正直になれと言った。三重子は隆と会う夜、真木と久美子が一緒に車に乗るのを見かけた。彼女は酒を飲み、隆とホテルへ行った。隆は彼女が自分を愛していないのを見抜いた。何が彼女をそうさせたか。小梶女史は夫と離婚し、再び勉強にパリへ発つことになった。真木は三重子に会い、愛を告げ、結婚してくれと言った。彼女は遅すぎる、私には資格がないと言った。隆が仲間と仕事のことで割れ、やくざに刺され、三重子さんは貴方を愛していると真木に告げて死んだ。−−三重子は小梶女史の供でフランスへ飛び立った。真木に送られる三重子の顔に、久し振りに笑顔が浮んだ。



■解説

菊村到の週刊女性連載小説の映画化で、美容界を舞台に描くメロドラマ、脚色は「大番 (完結篇)」の笠原良三、監督は「どろんこ天国」の穂積利昌、撮影は「白い炎」の西川亨が担当した。出演は、「夜の波紋」の高千穂ひづる、「坊っちゃん(1958)」の南原伸二、「青空よいつまでも」の石浜朗、それに杉田弘子・泉京子・小坂一也など。色彩はイーストマン松竹カラー。

  • 1958年7月27日 より

  • 製作国:日本(1958)

■スタッフ

監督 穂積利昌 (ホヅミトシマサ)
脚色 笠原良三 (カサハラリョウゾウ)
原作 菊村到
製作 小松秀雄 (コマツヒデオ)
撮影 西川亨
美術 熊谷正雄 (クマガイマサオ)
音楽 万城目正 (マンジョウメタダシ)
録音 高懸義人
照明 荒井公平 (アライコウヘイ)
編集 斎藤正夫 (サイトウマサオ)

■キャスト

俳優名 役名
高千穂ひづる (タカチホヒヅル)  掛井三重子
南原伸二 (ナンバラシンジ)  真木健二
石浜朗 (イシハマアキラ)  木塚隆
紫千代 (ムラサキチヨ)  隆の姉早苗
宮城千賀子 (Chikako Miyagi)  小梶恵美
清水将夫 (シミズマサオ)  夫栄之助
杉田弘子 (スギタヒロコ)  住原まゆみ
泉京子 (イズミキョウコ)  加宮久美子
佐竹明夫 (サタケアキオ)  風間清
小坂一也 (Kazuya Kosaka)  田島記者
福岡正剛 (フクオカセイゴウ)  工藤
朝霞あけみ   助手圭子
永井達郎 (ナガイタツオ)  三宅
小林十九二 (コバヤシトクジ)  江口老人
山田好二   綱島正
槙芙佐子 (マキフサコ)  マダム文枝
竹脇昌作 (Shosaku Takewaki)  司会者
長谷部朋香 (ハセベトモカ)  キャメラマン

愛がなんだ









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