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作品詳細

  • どろんこ天国

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

小学生のピンちゃんに、新しいお母さんが来た。父親の日雇・亀吉が怪我をしたとき、同じ日雇のツネが手伝いにき、そのまま一緒になったのだ。ツネには連れ子があり、姉の鳥子はレストランで働き、サラリーマンの井上と恋仲だ。兄の実は住込の商店員だ。ツネは暮しを助けるためチンドン屋のビラ配りになった。ピンちゃんは仲間からそれを囃し立てられ、恥かしかった。が、ツネが学校や父兄のもとへ抗議に行き、先生が職業に貴賎はない、どんな仕事でも一生懸命やる人が偉いのだと皆にさとしたので、ピンちゃんは堂々と母のことを綴方に書くまでになった。実君が主人の金・二万円を落すという事件が起った。ツネはちんどん屋のコンクールに出場し、その賞品で金の返済をと思ったが、ツネがトチって落選してしまった。長屋の連中は、同情して資金カンパを始め、ツネは金を返すことができた。鳥子は転勤する井上と結婚して一緒に行くことをすすめられるが、家のためを思ってあきらめる。ピンちゃんは家の苦しさを知ったことや、前の母が送ってきたセーターを着たのを怒られたことなどで、友達がくれた鳩を持って伊豆の前の母のところへ行った。ツネたちが探しあぐねたとき、彼の鳩が帰ってきて、その手紙で所在が判った。亀吉は彼に実母と暮すように電報するが、ピンちゃんは再婚している伊豆の母の所もいやになり、父のところへ帰って来る。ツネと喧嘩し酒を飲んでいた亀吉は喜んだが、そこへ先生が級友を連れてピンちゃんの母を讃える作文がコンクールで一等をとり、文集に載ったことを知らせてきた。「ぼくのお母さんはチンドン屋です。……」



■解説

丈化放送の放送劇「チンドン屋人生」を、「オンボロ人生」の共同脚色者、沢村勉と富田義朗が脚色したユーモアとペーソスあふれる、いわば父もの。「としごろ(1958)」の穂積利昌が監督し、同じく「としごろ(1958)」の布戸章が撮影した。主演は「日日の背信」の伊藤雄之助、岡田茉莉子、「としごろ(1958)」の清川虹子、「黄色いからす」の設楽幸嗣。色彩はイーストマン松竹カラー。

  • 1958年3月23日 より

  • 製作国:日本(1958)

■スタッフ

監督 穂積利昌 (ホヅミトシマサ)
脚本 沢村勉 (サワムラツトム) 富田義朗 (トミタヨシロウ)
製作 桑田良太郎 (クワタリョウタロウ) 大谷浩通 (オオタニヒロミチ)
撮影 布戸章
美術 平高主計
音楽 牧野由多可 (マキノユタカ)
録音 妹尾芳三郎 (セノオヨシサブロウ)
照明 高下享三
編集 斎藤正夫 (サイトウマサオ)

■キャスト

俳優名 役名
設楽幸嗣 (シタラコウジ)  小松一
伊藤雄之助 (イトウユウノスケ)  父亀吉
清川虹子 (Nijiko Kiyokawa)  母ツネ
小山明子 (Koyama Akiko)  姉鳥子
田中晋二 (タナカシンジ)  兄実
小林十九二 (コバヤシトクジ)  北沢誠造
草香田鶴子 (クサカタヅコ)  北沢かつ
春日千里 (カスガチサト)  三木玉子
菅佐原英一 (スガサワラエイイチ)  河津巡査
岡田茉莉子 (Mariko Okada)  水野先生
益田喜頓 (マスダキイトン)  吉村徳三
関千恵子 (セキチエコ)  妻波子
泉京子 (イズミキョウコ)  妹春江
高橋とよ (Toyo Takahashi)  新井絹
田浦正巳 (タウラマサミ)  井上孝夫
大塚君代 (オオツカキミヨ)  母静子
中村是好 (ナカムラゼコウ)  林松五郎
野辺かほる (ノベカオル)  妻そめ
桂小金治 (カツラコキンジ)  牧さん
小瀬朗 (オセロウ)  武さん
三谷幸子 (ミタニサチコ)  千代
稲川善一 (イナガワ)  千代の父
浅茅しのぶ (アサジシノブ)  加藤とし
近衛敏明 (コノエトシアキ)  梅屋洋品店主
川村耿平 (カワムラコウヘイ)  梅屋の店員

愛がなんだ









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