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作品詳細

  • 三つの顔

    (原題:The Reunion)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ビルマ戦線で命を助け合った三人の戦友、岸健一郎、志賀英治、小林大三は、引揚者でゴッタ返す品川駅のホームで、五年後の再会を約束して別れたが、その五年の才月は早くも流れ去り再会の日は近づいてきた。大三は今ではニコヨンで、貧しい中にも再会を楽しみに僅かの金を貯めていたが、ある時空腹のために倒れた。それを助け起した仲間のリーダー格の源さんは、その事情を知り仲間達から無理して彼の再会のための費用を集めてやった。志賀英治は拳闘家になり、選手権試合を前にして、相手の村山に勝ちを譲れば三〇万円やると誘われていた。一途な彼ではあるが、肺を止む恋女房の国江を見ては誘惑に負けざるを得なかった。岸健一郎は、帰国して頼りになる唯一の姉真理がボスの篠田の情婦になっていたので、自分も篠田に踊らされて警察に追われる身となっていた。真理は妊娠してしまい、篠田は彼女を見捨てて逃亡しようとしていた。さて再会の日、覚えていて東京駅の約束の場に待っているのは大三だけだった。がっかりした大三はふとテレビで英治の闘う姿を見て声援に行った。それに気付いた英治は八百長も忘れて村山をダウンしてしまった。再会を喜ぶ大三と英治。だがその頃、警官に追いつめられた建一郎は、ガスタンクの上で最後の瞬間を待っていた。



■解説

「猿飛佐助」の井上梅次が舛田利雄と共同執筆のオリジナル・シナリオを、井上梅次が監督する。撮影は藤岡粂信、音楽は「女中ッ子」の伊福部昭の担当。出演者は「おしゅん捕物帖 謎の尼御殿」の三國連太郎、「あした来る人」の新珠三千代、「猿飛佐助」の水島道太郎、「春の夜の出来事」の伊藤雄之助など。

  • 1955年8月9日 より

  • 配給:日活
  • 製作国:日本(1955)

■スタッフ

監督 井上梅次 (イノウエウメツグ)
脚本 井上梅次 (イノウエウメツグ) 舛田利雄 (Toshio Masuda)
製作 坂上静翁
撮影 藤岡粂信
美術 小池一美 (コイケカズミ)
音楽 伊福部昭 (イフクベアキラ)
録音 橋本文雄 (ハシモトフミオ)
照明 安藤真之助 (アンドウシンノスケ)

■キャスト

俳優名 役名
三國連太郎 (Rentaro Mikuni)  岸健一郎
水島道太郎 (ミズシマミチタロウ)  志賀英治
伊藤雄之助 (イトウユウノスケ)  小林大三
飯田蝶子 (イイダチョウコ)  お紺婆さん
桂典子 (カツラノリコ)  お紺婆さんの姪
殿山泰司 (Taiji Tonoyama)  源さん
広岡三栄子 (ヒロオカミエコ)  健の姉真理
増田順二 (マスダジュンジ)  ボス篠田
新珠三千代 (Aratama Michiyo)  志賀の妻園江
津村悠子 (ツムラユウコ)  娼婦宿の女
藤代鮎子 (フジシロアユコ)  酒場の女
安部徹 (Tooru Abe)  萩山組社長
市村俊幸 (イチムラトシユキ)  手下鈴木
小林重四郎 (コバヤシジュウシロウ)  マネージャー石田
衣笠一夫 (キヌガサカズオ)  トレーナー谷
高品格 (タカシナカク)  拳闘家村山
宮原徳平   篠田の手下安
黒田剛   篠田の手下鉄
鴨田喜由   刑事A
三島謙 (ミシマケン)  時計売りの男
光沢でんすけ (ミツザワデンスケ)  ピソ公
稲田とよ (イナバトヨ)  拳闘ファン
山田禅二 (ヤマダゼンジ)  靴屋
加原武門 (カハラブモン)  古着屋
伊丹慶治 (イタミケイジ)  署長
澄川透 (スミカワトオル)  子分

愛がなんだ









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