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作品詳細

  • 獄門帳

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

御牢奉行石出帯刀は、見廻り中、重罪を負って入牢させられた若い囚人三枝喬之助を一目見るなり、本当の罪人ではないと睨んだ。喬之助は、旗本都築三之助の用人であったが、去年から三之助の妻さきと情を通じ、本年正月十日主人を殺害してさきと逐電し、合意の上九段牛が淵に投身した−−吟味書にはこうかかれてあった。さきは死んだが喬之助は救い上げられたのだ。帯刀は喬之助の無実を証明しようとして、差入れに来た仲間伝七や奥向きの腰元に問いただした。−−三之助は疳性で、忠実な用人の喬之助に理不尽な当り方をし、同じ旗本の乾専十郎などと吉原へ入りびたりの生活をしていた。そして喬之助とさきに不義密通の言いがかりをつけて喬之助を手討にしようとし、果ては一人吉原へ出かけた。夫に信じて貰えぬさきは絶望のあまり自害しようとして、飛びこんで来た喬之助にとめられたが、何時の間にか帰って来た三之助が、その二人の姿を見、抜刀してさきに迫った。喬之助はさきをかばって争ううち誤って三之助を殺してしまった。−−帯刀が知ったのはこれだけだったが、喬之助は頑として何事も語ろうとしなかった。喬之助が引廻しはりつけになる日、帯刀はさきが生きていることを知り、喬之助に告げた。折も折、牢の近くに大火事が起った。帯刀は火事が納ったら必ず善魔寺に戻ってくることを約束させて囚人たちを自由に避難させた。喬之助も、この機会を得てさきに会うことができた。さきは、専十郎によってあらぬことを三之助に告げ口され、救い上げられてからは喬之助が死んだといわれてほとんど押込め同様にされていたのだった。三之助に功を立てたのは、実はさきだった。そのときさきは我を忘れており、自分が刺したことは記憶にすら残らなかった。その時喬之助はあくまでこのさきの罪を負おうと決心したのだった。喬之助が寺に帰って来たとき、さきも同道して来た。三之助を殺したのは私ですというさきに、帯刀は、三之助の妻は死んだはずだといってとり合わないのであった。



■解説

オール読物掲載の小説を「消えた中隊」(原案)の井手雅人が脚色し、「七変化狸御殿」の大曾根辰保(辰夫改め)が監督、「喧嘩奴」の石本秀雄が撮影にあたる。主なる出演者は「風雪講道館」の鶴田浩二、「天保六道銭 平戸の海賊」の岡田英次、「のんき裁判」の香川京子、「サラリーマン 目白三平」の笠智衆、「八州遊侠伝 源太あばれ笠」の香川良介、「落日の血闘」の左卜全など。

  • 1955年6月21日 より

  • 配給:松竹
  • 製作国:日本(1955)

■スタッフ

監督 大曾根辰保 (オオソネタツヤス)
脚色 井手雅人 (イデマサト)
原作 沙羅双樹 (サラソウジュ)
製作 岸本吟一 (キシモトギンイチ)
撮影 石本秀雄 (イシモトヒデオ)
美術 松山崇 (マツヤマタカシ)
音楽 鈴木静一 (スズキセイイチ)
録音 福安雅春
照明 寺田重雄 (テラダシゲオ)

■キャスト

俳優名 役名
鶴田浩二 (Koji Tsuruta)  三枝喬之助
岡田英次 (Eiji Okada)  都築三之助
香川京子 (Kagawa Kyoko)  さき
笠智衆 (Ryu Chishu)  石出帯刀
香川良介 (カガワリョウスケ)  加藤同心
左卜全 (ヒダリボクゼン)  伝七二
須賀不二男 (スガフジオ須賀不二夫)  乾専十郎
青山宏 (アオヤマヒロシ)  京吉
小園蓉子 (コゾノヨウコ)  かよ
高野真二 (タカノシンジ)  市原同心
夏川静江 (ナツカワシズエ)  しづ
近衛十四郎 (コノエジュウシロウ)  神尾備前守
野沢英一 (ノザワエイイチ)  町奉行書役
藤間林太郎 (フジマリンタロウ)  検視与力
永田光男 (ナガタミツオ)  検視同心
市川小太夫 (Kodayu Ichikawa)  喬之助の父
高山裕子   おなか
光妙寺三郎 (コウミョウジサブロウ)  仲間孫平
中田耕二 (ナカダコウジ)  新入りの囚人
鈴木房子 (スズキフサコ)  女囚
寺島貢 (テラシマミツグ)  儒者風の囚人
大和久乃 (ヤマトヒサノ)  大口屋花魁
滝川美津枝 (タキガワミツエ)  大口屋新造
天野刃一 (アマノジンイチ)  牧島主膳
田中謙三 (タナカケンゾウ)  吟味役
有島一郎 (アリシマイチロウ)  囚人茂兵衛
玉島愛造   農家の老爺
乃木年雄 (ノギトシオ)  牢屋同心
西田智 (ニシダサトシ)  牢屋同心
保瀬英二郎   牢屋同心

愛がなんだ









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