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作品詳細

  • 嫁の立場

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

日本橋の老舗「鮒金」という佃煮屋の隠居金蔵は、年を取ってから急に池の端の汁粉屋の女主人おみつに熱をあげ出し、店の金をこっそり持出して入れ上げていた。息子金之助とその妻さち子はこれを心配したが、話をきいた金之助の姉でラジオ商相良へ嫁いでいるおくらは自分の家へ預ろうといい出した。相良の二階の、金蔵の隣りの部屋へは、気の強い嫁にいびり出されたおりきという老女が移り住んで、金蔵と親しくなったが、金蔵はある日おくらの眼を盗んでおみつの許へ出かけた。この時おみつに二十万円無心された金蔵は金の工面を嫁のさち子にもちかけた。さち子は内証で自分の持物を売って金を作ってやった。が、結局おみつには大学生の情夫のあることが判り、金も取かえせず大きな失望を味わった。そのあげくやけ酒に酔って大荒れに荒れるが、おりきから優しい嫁があって倖せだといわれ、ほん然と眼が醒めた。静かな隠居生活に入る気になった金蔵に、さち子はおりきを茶飲み友達に迎えてやった。



■解説

製作は「次男坊」の小倉武志で、脚本の椎名利夫、音楽の木下忠司は同じスタッフ、原作は宇野信夫の舞台劇「のれん」である。監督は「伊豆の艶歌師」の西河克己で撮影を高村倉太郎が担当。美術は「関白マダム」の脇田世根一。出演者の主なものは「初恋おぼこ娘」の坂本武、「まごころ」の須賀不二男、「おもかげの歌」の野添ひとみと高松栄子、「花咲く風」の幾野道子などである。

  • 1953年4月15日 より

  • 配給:松竹
  • 製作国:日本(1953)

■スタッフ

監督 西河克己 (ニシカワカツミ)
脚本 椎名利夫 (シイナトシオ)
原作 宇野信夫 (ウノノブオ)
製作 小倉武志 (オグラタケシ)
撮影 高村倉太郎 (タカムラクラタロウ)
美術 脇田世根一
音楽 木下忠司 (キノシタタダシ)
録音 高懸義人
照明 市村政次郎 (イチムラマサジロウ)

■キャスト

俳優名 役名
坂本武 (サカモトタケシ)  金蔵
須賀不二男 (スガフジオ須賀不二夫)  息子金之助
幾野道子 (イクノミチコ)  妻さち子
小林十九二 (コバヤシトクジ)  相良
桜むつ子 (サクラムツコ)  妻おくら
野添ひとみ (ノゾエヒトミ)  娘けい子
高松栄子 (タカマツエイコ)  おりき
増田順二 (マスダジュンジ)  息子正三郎
紅あけみ   妻貞子
水島光代 (ミズシマミツヨ)  おみつ
長谷部朋香 (ハセベトモカ)  年次郎

愛がなんだ









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