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作品詳細

  • お染半九郎(1952)

 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

京都所司代松平和泉守の家老水野宗右衞門に清廉な気骨を買われた浪人菊池半九郎は、めでたく仕官することができた。侍でなければ夜も明けぬ母の喜びは非常なものだったが、勤め先では組頭小堀中務を中心として賄賂が公然と行われ、乱れきっていた。半九郎が宴席で小堀に手込めにあっているお染を救ったことから、彼に対する小堀の態度は険悪となり、その場は姉芸者お妻の裁量で治まったが、それ以来事あるごとに圧迫を受けるようになった。半九郎の苦境を知った母は密かに賄賂を小堀に送ったが、逆に小堀に公開され嘲罵された。このため母は息子への申し訳に自害した。一方お妻は半九郎に恋心を抱いていたが、お染の気持ちを知り諦める気になった。しかしそのお染も遂に小堀に根引きされることとなった。小堀は上機嫌で半九郎の母の葬式に来て、またも嘲罵した。耐えに耐えてきた半九郎の憤怒も遂に爆発し、「斬奸状」を叩きつけて彼ら一味に血の雨を降らし、やっと鳥辺山の母の墓地にたどり着いた。そこには小堀の元から逃げてきたお染の姿も見えた。二人は心中を決意するが、水野和泉守の情けあるはからいで救われるのだった。



■解説

脚本監督ともに「西遊記(1952)」の冬島泰三、撮影は「魔像(1952)」の石本秀雄が担当している。「鞍馬天狗 天狗廻状」「月形半平太(1952)」の北上弥太朗がいよいよ本格的な主演として出演し、新人谷鈴子を相手役に、花柳小菊、喜多川千鶴、井川邦子、夏川静江、市川小太夫等のベテランが助演している。

  • 1952年7月9日 より

  • 配給:松竹
  • 製作国:日本(1952)

■スタッフ

監督 冬島泰三 (フユシマタイゾウ)
脚本 冬島泰三 (フユシマタイゾウ)
製作 杉山茂樹 (スギヤマシゲキ)
撮影 石本秀雄 (イシモトヒデオ)
美術 川村鬼世志 (カワムラキヨシ)
音楽 鈴木静一 (スズキセイイチ)

■キャスト

俳優名 役名
海江田譲二 (カイエダジョウジ)  松平和泉守
澤村アキヲ (サワムラアキオ)  嫡子岩千代
市川小太夫 (Kodayu Ichikawa)  水野宗右衞門
北上弥太朗 (キタガミヤタロウ)  菊池半九郎
夏川静江 (ナツカワシズエ)  母お和佐
喜多川千鶴 (キタガワチヅル)  妹縫
小林十九二 (コバヤシトクジ)  老僕彌平
香川良介 (カガワリョウスケ)  陶工五兵衞
緒田正美   伜新吉
永田光男 (ナガタミツオ)  小堀中務
谷鈴子 (タニスズコ)  お染
花柳小菊 (ハナヤギコギク)  お妻

愛がなんだ









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