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作品詳細
盛り場仁義
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。やくざグループ秀雄、温州、オイチョの三人は、秀雄がもといた銭屋組が、新興の誠心会におされて、落目だと聞いてなつかしい盛り場に帰って来た。秀雄たちは誠心会のあこぎなやり口や、銭屋組乗っ取りのたくらみを知ると「力には力だ」と賭場をひらき資金集めを始めた。やがて双方の賭場の荒し合いの末、秀雄と昔からの義兄弟で誠心会幹部の倉田は、兄弟の盃を捨てる破目となった。また秀雄は、誠心会を牛耳る大組織竜心会の大幹部鳴海の挑戦をうけた。すさまじい死闘を仲裁したのは女賭博師・笠間弥生の艶麗な姿だった。誠心会の暴力はますます激しくなり、タケシの恋人雅美は自殺し、怒った幸吉は、倉田と刺し違えて死んだ。雄三は鳴海に決闘をしかけ、その白刃をうけて息絶えた。その男意気に心打たれた鳴海は、誠心会の悪を憎み、秀雄に加勢しようと決心。いよいよ秀雄たちは、最後の殴り込みをかけた。銭屋乗っ取りを共謀していた竜心会のボス黒坂と竜田組親分も殺到した秀雄たちの白刃に倒れた。
■解説
藤井鷹史、横田与志、鈴樹三千夫が脚本を共同執筆し「広域暴力 流血の縄張」のコンビ長谷部安春、上田宗男が監督・撮影を担当した仁侠アクション。
1970年1月24日 より
- 配給:日活
- 製作国:日本(1970)
■スタッフ
監督 | 長谷部安春 (ハセベヤスハル) |
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脚本 | 長谷部安春 (ハセベヤスハル) 横田与志 (ヨコタヨシ) 鈴樹三千夫 |
企画 | 仲川哲朗 (ナカガワテツロウ) 藤浪浩 (フジナミヒロシ) |
撮影 | 上田宗男 |
美術 | 佐谷晃能 |
音楽 | 鏑木創 |
録音 | 片桐登司美 (カタギリトシミ) |
照明 | 森年男 (モリトシオ) |
編集 | 鈴木晄 (スズキアキラ) |
スチル | 式田高一 |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
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北島三郎 (キタジマサブロウ) | 中根秀夫 |
三波伸介 (ミナミシンスケ) | 大市与太郎 |
里見浩太朗 (Kotaro Satomi) | 里村浩司 |
川地民夫 (カワチタミオ) | 加地幸吉 |
岡崎二朗 (オカザキジロウ) | 三田晋次 |
梶芽衣子 (Kaji Meiko) | 笠間弥生 |
沖雅也 (オキマサヤ) | 井沢タケシ |
杉山俊夫 (スギヤマトシオ) | スッポン松 |
睦五郎 (ムツミゴロウ) | 鳴海省吾 |
天野新二 (アマノシンジ) | 高木雄造 |
原恵子 (ハラケイコ) | 銭屋雪乃 |
丘みつ子 (オカミツコ) | 銭屋明子 |
秋とも子 (アキトモコ) | 井上雅美 |
今井健二 (イマイケンジ) | 倉田隆 |
市川和子 (イチカワカズコ) | 倉田千鶴子 |
白木マリ (シラキマリ) | 初江 |
町田祥子 (マチダヨウコ) | しのぶ |
原田千枝子 (ハラダチエコ) | 由美 |
上田吉二郎 (ウエダキチジロウ) | 佐沼 |
浅井美帆 (アサイミホ) | 富子 |
戸上城太郎 (トガミジョウタロウ) | 黒坂京之助 |
郷英治 (ゴウエイジ) | 殺し屋 |
藤竜也 (Tatsuya Fuji) | 殺し屋 |