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作品詳細
クレージーのぶちゃむくれ大発見
(原題:Computer Free-for-All)
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。東西電気の花川戸は、課長のイスを賭けて、コンピューターの売込みにハッスルしていた。連日連夜、美人ホステス好子のいる高級クラブ・アンブレラに得意先を接待し、売込みは成功するかにみえた。だが、政界の大ボス鬼熊をバックにするABCマシンに逆転されてしまった。こうなるとコンピューターは非情なもの。花川戸の課長昇進は見送り、アンブレラへの支払は後廻しにせよとの結論をだした。これにたまりかねたアンブレラのマネージャー種村は、東西電気を訪れ、プログラマーの谷井に未収金の支払を頼んだ。ところが谷井は、データを間違え、好子の口座にツケが振込まれてしまった。しかも肝心の好子は行方不明。三人は、早速、好子探索にのりだし、秘密探偵の犬丸と留吉を雇った。だが、二人ともコンピューターほど、あてにはならなかった。探偵社たのみにならずとみた植村は、街頭易者安西にうらなってもらったが、当らぬも八卦だった。三人が好子を発見したのは、彼女が何者かに殺害された後だった。万策つきた植村らは谷井の発期した超ミニコンピューターを好子の頭脳に、はめこもうとヤブ医者石渡に頼んだ。コンピューターに誤診を指摘されくさっていた石渡は、汚名挽回とばかりその移植手術に挑んだ。手術は大成功、人工美女好子が颯爽と登場した。これに驚いたのは、好子を殺した鬼藤一派だった。殺し屋がコンピューター汚職を知っている好子を消さんものと暗躍した。だが、好子は、自分の過去を調べに訪れたアンブレラで、一味に捕まり、伊豆白浜に監禁されてしまった。好子を失った七人の大追跡がはじまった。そして、好子を奪い返し、コンピューター汚職の黒幕をあばきあげるのだった。
■解説
「フレッシュマン若大将」の田波靖男が脚本を執筆し、「日本一の男の中の男」の古沢憲吾が監督した喜劇。撮影は同作品でコンビを組んだ永井仙吉。
1969年1月1日 より
- 配給:東宝
- 製作国:日本(1969)
■スタッフ
監督 | 古澤憲吾 (Kengo Furusawa) |
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脚本 | 田波靖男 (タナミヤスオ) |
製作 | 渡辺晋 大森幹彦 (オオモリミキヒコ) |
撮影 | 永井仙吉 (ナガイセンキチ) |
美術 | 小川一男 (オガワカズオ) |
音楽 | 山本直純 (ヤマモトナオズミ) |
録音 | 田中信行 (タナカノブユキ) |
照明 | 金子光男 (カネコミツオ) |
編集 | 黒岩義民 |
スチル | 田中一清 (タナカカズキヨ) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
ハナ肇 (Hajime_Hana) | 花川戸大五郎 |
植木等 (Hitoshi Ueki) | 植村浩 |
谷啓 (Kei Tani) | 谷井明 |
犬塚弘 (イヌヅカヒロシ) | 犬丸 |
桜井センリ (サクライセンリ) | 留吉 |
石橋エータロー (イシバシエータロー) | 石渡 |
安田伸 (ヤスダシン) | 安西 |
中山麻理 (ナカヤママリ) | 天野好子 |
春川ますみ (Masumi Harukawa) | 花川戸若子 |
大友伸 | 大貫 |
浦島千歌子 (ウラシマチカコ) | つゆ子 |
人見明 (ヒトミアキラ) | 中岡 |
伊藤久哉 (イトウヒサヤ) | 遠山 |
田島義文 (タジマヨシブミ) | 捜査課長 |
なべおさみ (Osami_Nabe) | 患者 |
毛利幸子 | 女店員 |
熊倉一雄 (Kazuo Kumakura) | 警官 |
青島幸男 (アオシマユキオ) | 若い男 |
小松政夫 (コマツマサオ) | 俳優 |
東野英治郎 (Eijiro Tono) | 鬼熊 |
桐野洋雄 (キリノナダオ) | 赤沢 |
大前亘 | 運転手 |
草川直也 (クサカワナオヤ) | 男A |
権藤幸彦 | 男B |
佐藤功一 (サトウコウイチ) | 男C |
久野征四郎 | 男D |
坪倉尚子 (ツボクラナオコ) | 舞子 |
加藤茶 (カトウチャ) | 集金人 |