映画検索
作品詳細
ぼん太の結婚屋 いろいろあらァな田舎ッペ
(原題:The Wedding Salesman)
■ストーリー
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。ある製薬会社の営業部に勤める圭太は、人の良い性質が禍して、会社を止めるはめになった。そんな圭太を、結婚式場「しあわせ館」の社長西川が救った。早速、結婚式場で働くことになった圭太だったが、その忙しさに目をまわした。しかし、そこでアルバイトをしている由美子の美しさに、恋人のペケ子を忘れて、毎日の仕事が楽しみになった。ある日圭太は西川と衝突した。西川のあまりに強引な、利益本位のやり方に、圭太が反抗したのだ。こうして幸太は「しあわせ館」を去った。たまたま、笠松と知り合った圭太は、笠松が、安い費用で誰でも式のあげられる音楽結婚式場を始めると聞いて、その考えに賛成し、社員第一号になった。圭太は自ら、幸せを売る男、と称して連日大奮闘。だが、そんな圭太に強敵がいた。ホテル東洋の御曹子斎藤である。斎藤は商売仇の圭太の行く先々に現われて妨害した。圭太は斎藤に田舎っペと罵られ、一組も契約もとれない始末だった。そんな圭太の苦境を救ったのが由美子である。由美子は恋人の松川と近く結婚するのだが、その式を音楽結婚式場でやると約束したのだ。圭太は喜んだが、淋しい気持ちも隠せなかった。一方、斎藤も由美子に惚れていて、結婚式の当日、彼女を連れ出し、ホテルの一室で結婚を迫った。急を聞いた圭太は、松川と共にホテルに乗り込み、由美子を救い出した。やがて、由美子と松川の結婚式が挙げられた。圭太はホッとしたものの、やはり落胆してひとり涙を流すのだった。ペケ子はそんな圭太を慰め、圭太も気を取り直して、再び、次の契約をとるため、飛び出して行った。
■解説
「温泉ゲリラ 大笑撃」の田波靖男と、「喜劇 ニューヨーク帰りの田舎ッペ」の千野皓司が共同でシナリオを執筆し、千野皓司が監督した“田舎ッペ”シリーズ第三作目。撮影はコンビの小栗準之助。
1968年4月20日 より
- 配給:日活
- 製作国:日本(1968)
■スタッフ
監督 | 千野皓司 (チノコウジ) |
---|---|
脚本 | 田波靖男 (タナミヤスオ) 千野皓司 (チノコウジ) |
企画 | 友田二郎 (トモダジロウ) |
撮影 | 小栗準之助 (オグリジュンノスケ) |
美術 | 深民浩 |
音楽 | 山本直純 (ヤマモトナオズミ) |
録音 | 紅谷愃一 (Kenichi Beniya) |
照明 | 土田守保 (ツチダモリヤス) |
編集 | 丹治睦夫 |
スチール | 浅石靖 |
ナレーター | 小沢昭一 (Shoichi Ozawa) |
■キャスト
俳優名 | 役名 |
---|---|
東京ぼん太 (トウキョウボンタ) | 秋津圭太 |
松原智恵子 (Matsubara Chieko) | 椿由美子 |
北林早苗 (キタバヤシサナエ) | ペケ子ちゃん |
財津一郎 (ザイツイチロウ) | 斎藤平太郎 |
加藤武 (Takeshi Kato) | 笠松正 |
大坂志郎 (オオサカシロウ) | 椿雄造 |
平田大三郎 (ヒラタダイザブロウ) | 松川弘 |
石井均 (イシイキン) | 西川 |
嵯峨善兵 (Zenpei Saga) | 石川 |
村田正雄 (Masao Murata) | 汪さん |
由利徹 (ユリトオル) | 八田 |
平凡太郎 (タイラボンタロウ) | 小坪 |
小松政夫 (コマツマサオ) | 山田 |
八代真矢子 (ヤシロマヤコ) | 光子 |
武智豊子 (Toyoko Takeche) | はな |
園佳也子 (ソノカヤコ) | 村崎藤子 |
平塚仁郎 | 木村 |
渡辺智子 (ワタナベトモコ) | 美智子 |
野呂圭介 (ノロケイスケ) | 橋本 |
福田トヨ (フクダトヨ) | 美容院のマダム |
佐山俊二 (サヤマシュンジ) | 豊家のおやじさん |
楠トシエ (クスノキトシエ) | 豊家のおやじさん |
渋沢詩子 (シブサワウタコ) | 豊家のおやじさん |
新山ノリロー | お金を払わない新郎 |
新山トリロー | 間違えられた新郎 |