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作品詳細

  • 残侠の盃

    (原題:The Last Gallantry)
 

■ストーリー

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

辰巳組幹部島村吾郎が大滝組組長を斬ってから七年の歳月が流れた。表向きは、大滝の情婦京子をめぐるということだったが、新興やくざ大滝組の無軌道なやり方に腹を立ててのことだった。刑期を終えて出所した吾郎は、一変した娑婆の様子にとまどった。辰巳組組長銀三はすでに亡くなり、長男圭介はやくざ稼業を嫌って弁護士となり、組とは絶縁状態となっていた。辰巳組五代目は吾郎の舎弟分池上隆太が襲名していたが、隆太は“素人衆に迷惑をかけてはならぬ”という辰巳組の不文律を破り、恐喝、売春、麻薬と、任侠道を誇った辰巳組は暴力団と化しつつあった。吾郎は、組の粛清を決意した。盛り場を荒らす辰巳組を片っ端から叩きのめした。そんな吾郎を狙って、大滝の舎弟立花が現われた。だが、吾郎は、元辰巳組の代貸政吉老人によって救われた。一方隆太は、兄貴分吾郎の度重なる妨害に、吾郎に絶縁状をつきつけて来た。そんな折に、隆太の経営する売春バーがあげられ、麻薬の組織もあげられた。平田商事とあけぼの不動産の板倉のうった芝居だった。それにはレストランのマダム京子が使われていた。残った吾郎の前に、再び立花が現われた。吾郎は太ももを刺されながらも、何故か立花をかえり射ちにしようとしなかった。吾郎の男気にうたれた立花は、吾郎を政吉の家に運んだ。隆太が捕まっている間に、辰巳組の幹部は、あらかた板倉に買収されていた。保釈で出た隆太は東京湾で死体となって発見された。そして、数日後には、あけぼの不動産、平田商事を調査中の圭介が暴漢に襲われて重傷を負いつきそっていた政吉老人が殺された。吾郎は傷の治るのをまって平田と板倉を襲った。吾郎が板倉の拳銃に身をさらした時、立花が躍りこんで来た。そして吾郎を救い立花は倒れた。怒りに燃える吾郎は、傷つきながらも二人を、かくじつに倒していった。



■解説

「ある殺し屋」の石松愛弘がシナリオを執筆し、「ひき裂かれた盛装」の田中徳三が監督した任侠もの。撮影は「ザ・ガードマン 東京用心棒」の渡辺公夫。

  • 1967年12月2日 より

  • 配給:大映
  • 製作国:日本(1967)

■スタッフ

監督 田中徳三 (Tokuzo Tanaka)
脚本 石松愛弘
企画 原田光夫 (ハラダミツオ)
撮影 渡辺公夫 (ワタナベキミオ)
美術 高橋康一 (タカハシコウイチ)
音楽 渡辺岳夫 (ワタナベタケオ)
録音 飛田喜美雄 (トビタキミオ)
照明 渡辺長治
編集 中静達治
スチル 塩見敏彦

■キャスト

俳優名 役名
田宮二郎 (Jiro Tamiya)  島村吾郎
川津祐介 (カワヅユウスケ)  辰巳圭介
須賀不二男 (スガフジオ須賀不二夫)  父銀三
滝田裕介 (タキタユウスケ)  池上隆太
北竜二 (Ryuji Kita)  政吉
梓英子 (アズサエイコ)  節子
浜田ゆう子 (ハマダユウコ)  楠京子
小池朝雄 (Asao Koike)  立花
金子信雄 (Nobuo Kaneko)  平田
杉田康 (スギタコウ)  板倉
守田学 (モリタマナブ)  寺田
大川修 (オオカワオサム)  サブ
藤山浩二 (フジヤマコウジ) 
千波丈太郎 (センバジョウタロウ)  中西
北城寿太郎 (ホウジョウジュタロウ)  大滝
小山内淳   西村
花布辰男 (ハナブタツオ)  沢井
浜世津子 (ハマセツコ)  マダム
杉森麟 (スギモリリン)  中年男
大川千恵子 (オオカワチエコ)  加代
花布洋   ボーイ
竹内哲郎   医者
小原利之 (オバラトシユキ)  警部
津田駿   殺し屋A
九段吾郎 (クダンゴロウ)  殺し屋B
山上友夫 (ヤマガミトモオ)  殺し屋C
後藤武彦   男A

愛がなんだ









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